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社会
給食で不調、ヒスタミン中毒か 札幌・苗穂小 マグロの使用中止(01/23 11:33)札幌市東区の市立苗穂小学校(高橋真澄校長、五百三十六人)で二十一日に起きた食中毒とみられる問題で、同市教委は二十二日、「化学物質ヒスタミンによる食中毒の疑いがある」との見解を発表した。 ヒスタミンは細菌により鮮度の落ちた赤身魚などに蓄積される物質。当日の給食献立には「マグロのごまフライ」が含まれていた。このため市教委は二十二日から、全市立学校の給食でマグロの使用を中止した。 市教委によると、かゆみなどを訴えた体調不良者はその後、教職員も含め二百四十人に増えた。このうち児童三十七人が二十一日に受診し、一人が入院した。入院者は二十二日に退院、大方の児童が回復したという。 ヒスタミンは、一般の調理による加熱では分解されず、摂食すると皮膚の紅潮や発熱などの症状が出る。市保健所は他の給食食材も含めて、詳しく調べている。 【関連記事】
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