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区役所に炊き出し隊 生活相談続々、ボランティア集結

2009年1月18日7時31分

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写真用意したおにぎりやみそ汁を配る市民ボランティアの女性たち=16日午前、名古屋市中村区の中村区役所、小川智撮影

 宿泊場所のないホームレスや元派遣労働者ら100人ほどが連日相談に訪れる名古屋市の中村区役所に、ボランティアが集まっている。

 窓口の列に並ぶ相談者に寄り添うように、ボランティアが生活保護の申請などの手続きを手伝っていた。

 その1人、大阪から来た阪口エキンさん(40)は「驚いた。大都市の名古屋でこんなことが起きるなんて」。

 ふだんは大阪市西成区で日雇い労働者の支援をしている。「大阪の越冬集会では若者は少ししか見なかったが、愛知は若い人が多い。空きになっている無料宿泊所を開放しないとダメだ」

 臨時の待合所となっている2階ロビーでは「おかわりいかがですかー」という女性の声が響く。

 炊き出しのボランティアを買って出た婦人団体などの人たちだ。8日から豚汁やおにぎりなどを持ち込んでいる。昼前、大きな鍋を抱えてやって来る。

 「支給される昼食がクラッカー菓子1箱と聞いて、衝撃を受けたんです」と中村区の主婦(65)。同じ中村区の主婦は「『派遣切り』などは政治災害。国民の7割が要らないと言っている定額給付金なんか、ここに使ったらどうなのって思う」。

 しかし、2週間続いている炊き出しも、費用の面から次第に苦しくなっているのが現状という。(兼田徳幸、上野嘉之)

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