2009-01-22 16:44:21

撤退の基準

テーマ:ブログ

何軒も店を開けていれば。


当然全部うまく行く事(ここでは金銭的な利益について)なんか無い。


赤字になるお店もある。


事業における撤退のジャッジメントは

経営者しか出来ない。


そうした中で僕は撤退の基準を明確にしている。


勿論キャッシュフローで赤字が

出ていたら閉める以外に撤退しない理由は無い。


ただリース店舗の様な仕組みを活用すると

撤退するにも出来ない状況もある。


出店資金を銀行借入でまかなう場合

例えば2000万円が総投資だとすると

2000万円を借入して3年で金利3%で返済すると

月額の返済金額が約58万円となる。


このキャッシュフローを開業3ヵ月後以降

3ヶ月連続で月次を下回れば例外抜きで

撤退すると決めている。


幸いにも創業来、未だそうした実績が無いのだが、


一店舗だけ、

この基準を満たしている訳ではないが

売却を検討している店がある。


思えば開店した動機も不純だった。


地元に錦を飾りたい。


は冗談だが、地元の向ヶ丘遊園に物件が出た為

つい勢いで今から約2年前に出店をした。


店長は地元の後輩に任せた。


これが安直だった・・・。


赤字じゃないけど、そんなに利益も出ない。


そして最近は地元で飲む事もないから

店を毎日駅のホームから目視出来るにも

関わらず全然行ってない。


そんな店を何故か愛する事が出来ず

昨年の年末に売却しようか考えていた。


実家で年末食事をしている際

その事を両親に打ち明けた。


「遊園の店を売却しようと思うんだ」


すると親父はこう言った。


父「○ーすけ(店長の名前)君はどうするんだ!」


僕「店ごと売ってやろうと思うチョキ


父「そうか。 ちょっぴり可哀相だな。」


そこに黙って話を聞いていた母親が

間に入って来た。


母親の知り合いは贔屓にしてくれていると言うのだ。


勿論こんな話がなされている事は

店長の○ーすけは知らない。



そんな○ーすけから

先日携帯にこんなメールが来た。


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土曜日に井戸さんのお母さんが来て

「くじけずにがんばりなさい!応援してるから」

とお言葉をいただきました。


期待を裏切らないように気合をいれてがんばりますグー


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母ちゃん。


店売却する話

未だ○ーすけには言ってないんだよ・・・。叫び



モチベートかけてくれるのは有難いのだが・・・汗



まぁ本人が頑張るというのだから

もう少し頑張って貰おうとしよう!








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