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Jonathan Schmid-Burgk VisualVox polyphonic

Jonathan Schmid-Burgk VisualVox polyphonic

ブランド : Jonathan Schmid-Burgk
リリース年 : 2009
ユーザーレビュー :  
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説明 : 遂にリリース!世界初!ポリフォニック対応ピッチ操作ソフト。(v0.9価格:25ユーロ, v1.0予価 99ユーロ)

ウィキ : Jonathan Schmid-Burgk VisualVox polyphonic

last update on 01/22/2009
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VisualVox polyphonic 0.9

遂に 世界最初の ポリフォニック対応ピッチ操作ソフト のリリースをアナウンスする時がやって来ました。
ミュージシャンの長年の夢だった、コード音の単音分離、録音済みオーディオ素材の自由な操作が、遂に2009年1月20日に実現可能になりました。

オーディオサンプル
コーラス: 操作前 | 操作後
ギター: 操作前 | 操作後

活用例
  ● ポリフォニックなレコーディング素材のコード変更や 間違った単音の修正
    ○ キーの問題で演奏不可能な音を、あなたの作曲意図通りの音の配置に
    ○ 録音済みオーディオトラックをMIDI楽器のように操作するクリエイティブなプレイ
      ・・・あなたの音楽的アイデアを マウスクリックで リアルな楽器音として実現
  ● 楽器の自然倍音の分離/操作/確認・・・あなたの楽器パートを取り出し、拡大レンズで見るように詳細を確認
  ● リアルなハーモニーの作成・・・例えば単音部を和声に変更
  ● 器楽や声楽のイントネーション修正・・・フォルマントを保持したまま修正
    人工的なヴィブラートの追加、フォルマントの拡張、メロディのリアレンジ、
    あなたの声で周波数カーブを描き、単声や和声のサンプルを操る 等、
    これまで不可能だった操作も可能に!

ユーザマニュアル

価格
  VisualVox polyphonicの初期バージョン(0.9)は たった25ユーロ です。
  私は学生で、大企業に所属しているわけではないので、問題点の修正のためにあなたの指摘を必要としています。
  ファイナル・バージョン 1.0 は 99ユーロの予定ですが、v0.9からのアップグレードなら たった50ユーロ となります。
  (なお上記価格には消費税は含まれていません)

購入

未解決の問題
  ● 実行時、巨大な一時ファイルが作成されます。
  ● 時として、ノートを認識し損ねたり、倍音成分を独立したノートと誤認識する事があります。
    これら現象は、3つのアルゴリズム・パラメータの調整で回避できるでしょう。
  ● VSTホストの再生開始には同期しますが、開始ポジション移動には未対応です。
    多くの場合、変更結果をwavファイルでエクスポートする必要があるでしょう。
  ● 現時点では MAC VSTのみの提供となります。
  ● まだいくらかのバグがあります。

Jonathan Schmid-Burgk, 20th of January 2009

もしご意見ご質問がありましたら、お気軽にメールをお送り下さい (連絡先は製品ページ参照)


ユーザマニュアル

VisualVox polyphonic 0.9 ユーザマニュアル (日本語)

インストール方法
  ● zipファイルを解凍して .vst ファイルを取り出し
  ● .vstファイルを ユーザ毎の vstプラグイン・フォルダ (例 Library/Audio/Plugins/VST/)に移動してください。
  ● 必要に応じて、DAWホストを再起動して vstプラグインを再スキャンさせてください。

使い方
  ● VisualVoxの使い方はとても簡単です:
    ○ DAWホストに シンセサイザー・プラグインとしてロード
    ○ [Load audio]ボタンをクリックして wavまたは aiffファイルをオープン
    ○ ノート表示画面でノートの操作
    ○ [Save audio]ボタンをクリックして ファイル保存
  ● 操作/変更結果は、いつでも[play] / [stop]ボタンで再生確認できます

  ● DAWホストとのオーディオ・トラックやり取りには、毎回オーディオ・ファイルのエクスポート処理が必要です。
    後のバージョンでは、エクスポート無しでもっと簡単にやり取りできるようにする予定です。

モード選択

  モード選択メニュー: プラグイン画面左端、デフォルトで[Polyphon mode]となっているのが モード選択メニューです。
  ●[重要] トラックの種類に応じて 適切なモードを選択 して下さい。
    ○ 単声(モノフォニック)トラックの操作時:[Monophonic mode]
    ○ コーラス・トラックの操作時:[Choir mode]
    をそれぞれ選択して下さい。

  ●[] モードを変更すると、常にそれ以前のユーザ操作が全て廃棄され、全ノートが再スキャンされます。御注意下さい。

  ● [Rescan notes]ボタンをクリックすれば、いつでもノートの再スキャンができます。

ノート
  ● プラグインへのオーディオのロード(とスキャン)が完了すると、
    ノート表示画面に単音分解したノートが表示され、マウス・クリックで音を確認できます。
  ● 画面右上の横スライダーで、時間軸(横軸)方向のズームイン/ズームアウトができます。
  ● ノート表示は1オクターブの音階表示です。一番上の音階の上は 一番下の音階になります。
  
ノート操作
  ● 最も重要な操作は、画面上ノートを マウスでドラッグし 別の半音グリッドに移動する操作です。
    スライダー[Fine-tuning]で、半音以下の細かい自由なピッチ修正ができます。
    [Fine-tuning]等のパラメータ・スライダーは全て、直前に操作したノートにのみ適用されます。

 
 [スライダー]
  ● スライダー[Volume]は、個々のノートの音量調整です。完全にミュートすれば、ノートをコード構成音から外せます。
  ● スライダー[Raw contours]と[Fine contours]は、個々のノートの周波数カーブの滑らかさ(直線分割の細かさ)
    の調整です。Rawは荒調整、Fineは微調整です。
  ● スライダー[Ferq. legato]は、隣接した2つのノートの(周波数カーブの)つながり具合の調整です。
    隣接する2ノートに、異なるピッチシフトが適用された場合に役立つ機能です。
    スライダーを動かせば周波数カーブ表示が反応するので、とにかく試してみるのがベストでしょう。
  ● スライダー[Vibrato ampl.]、[Vibrato freq.]、[Vibrato attack] で、ノートにヴィブラートをかける事ができます。
    それぞれヴィブラートの深さ、周期、かかり始めの時間の調整です。
  ● スライダー[Formant stretch]は、個々のノートのフォルマント調整で、音色のキャラクターを変える事ができます。
  ● スライダー[Fade In/Out]は、個々のノートの フェードイン/アウト時間の調整です。

 [Manipulateメニュー]
 
  ● [Manipulate]メニューの “Duplicate notes”または “Voice double”でノートのダブリング(二重化)ができます。
    ○ “Voice double”は、ピッチ操作して異なる個性のノートを作成します。
    ○ “Duplicate notes”は、ノートの単純コピーを作成します。

 [アイコン]
  ● ノート表示右下の ハサミ・アイコン で、ノート分割ができます。
  ● 同様に エンピツ・アイコン で、個々のノートの周波数カーブを自由に描く事ができます。

 
 [Harmonics Extraction(和声分離)メニュー]
  ● Harmonics Extraction (和声分離)の2つのメニューは、一まとまりのハーモニクス(和声の倍音要素)を
    一連のノートから分離するためのものです。
    ○ 左メニュー“Extract from ...”で、最初に取り出す要素を指定、
    ○ 右メニューで、取り出す倍音要素の数を指定 できます。(デフォルトは“All harmonics”)
    [簡単な例]
      左メニュー: “From 2nd”     ⇒ ハーモニクス 2, 4, 6 の取り出し
      右メニュー: “3 harmonics”     (音色の周波数成分から、基音周波数の2倍,4倍,6倍を取り出す)

  ● [] 削除可能なノートは、黄色表示の 重複ノート だけである点にご注意下さい。
    通常ノートは、削除操作しても単にミュートされるだけで表示は残り、後から復活させる事ができます。


アルゴリズム・スライダー
  プラグイン画面左下のスライダーは、オーディオ関連アルゴリズムの振る舞いの調整用パラメータです。
  ● スライダー“Tone recognition”は、個々のノートの認識感度の調整です。
  ● スライダー“Partial removal”は、個々のノートのリストから、倍音要素を除去するアルゴリズムの調整です。
  ● スライダー“Tone extraction”は、個々のノートを隣接ノートと分離するための周波数幅の調整で、
    これは音のクオリティを決定付ける重要なパラメータです。
  ● スライダー“Overall volume”は、ボリューム調整のためにプラグインのオーディオ出力に掛ける定数の調整です。





以前のアップデート :
>> Wiki 22/01/2009 - 20:46
>> Wiki 22/01/2009 - 20:43
>> Wiki 22/01/2009 - 20:39
>> Wiki 22/01/2009 - 20:33
>> Wiki 22/01/2009 - 11:22