岡山放送局

2009年1月22日 22時0分更新

鶴山公園で桜の枝のせんてい


岡山県内有数の桜の名所として知られる津山市の鶴山公園で、春の花見シーズンに向けて、桜の枝を整えるせんてい作業が始まりました。

津山市の鶴山公園には、ソメイヨシノなどおよそ5000本の桜の木が植えられていて、花見のシーズンには10万人を超える観光客でにぎわいます。

園内の桜の多くは昭和初期に植えられた古木で、花が咲かなくなる病気、テングス病にかかったり、風で枝が折れて一部が枯れてしまったりした木が増えているということです。

このため公園を管理している津山市観光協会では、花見のシーズンにきれいな桜の花を楽しんでもらおうと、毎年この時期に桜の枝を整えるせんてい作業を行なっています。

21日は観光協会の職員3人が園内を見てまわり、木の枝の病気にかかった所や折れて枯れてしまった部分をノコギリやハサミで切り落としていました。

観光協会によりますと、去年は台風による影響はなかったものの、テングス病の被害は続いているということで、職員たちは注意深く園内を見て回り、せんていを行っていました。

鶴山公園の桜の枝のせんてい作業は、今月いっぱい続けられます。