岡山放送局

2009年1月22日 22時0分更新

津山の不審火で街灯設置へ


去年の4月から不審火が相次いでいる津山市は、不審火が集中している地区に街灯を増設するための補助金を出すことを決め、新たに6か所に街灯が設置されることになりました。

津山市の中心部では、去年4月から年末にかけて空き家を狙った放火とみられる火事が14件相次いでいて、警察や消防団などが地区の薄暗い場所を中心に夜間のパトロールなどの警戒にあたっています。

このため、津山市では、被害が相次いでいるJR津山駅南側の17の町内会を対象に、街灯を増設するための費用として一か所2万円を限度に補助金を出すことを決め、設置の申し込みを受け付けていました。

その結果、横山や八出など6つの町内会が申請を行い、それぞれの町内会に一か所ずつの街灯が新たに設置されることになりました。

これらの町内会では、空き屋が集中して薄暗い場所に街灯を取り付けることにしており、津山市では「新たな街灯の設置によって不審火が相次いでいる地区の住民の不安が解消されることを期待している」と話しています。