人とアンドロイドが共存している世界。

重い病気を治すため、自らを半アンドロイド化する道を選んだ少女。次に目が覚めたときには健康体になっていると信じ、長い眠りにつくのだった…。
だが20年後、彼女の時間は無理矢理動きだす。眠りについていた研究所がレジスタンスによって爆破されたのだ! 業火のなかで目覚めた彼女はひとりの男に手を引かれ、辛くも研究所を脱出する。そして、20年の間に世界が一変してしまったことを知る。アンドロイドは人類から拒絶され、いまや迫害の対象となっていたのだ――。

少女が眠っていた20年の間に、なぜアンドロイドは人類から拒絶されることになったのか。
少女は、この世界で生き続けることができるのか。
少女を助けた男は、なぜ少女を守るのか。