洞爺湖町虻田中学校3年の新賢範(まさのり)君(15)がこのほど、富良野スキー場で開催された北海道中学校スキー大会(道中学校体育連盟主催)の大回転で2位、回転で3位の上位入賞を果たした。3年連続の全国出場を決め「今年は必ず優勝」と意気込んでいる。
約200人が出場した大回転のタイムは2本で計1分42秒27。1本目にバランスを崩して転倒したものの、すぐ起き上がって果敢にポールを攻めるなど道内トップレベルの実力を発揮するが、合計タイムでわずか0秒08差で優勝を逃した。約100人がエントリーした回転は1分34秒20。「もっといいタイムを出せた」と反省するも、堂々の3位に輝いた。
全国大会は2月3日、岐阜県で開催される。「筋力や持久力を高める夏場のトレーニングにより、昨年よりいいポジションで滑れている」と手応えを感じているだけに、「ターンの後に重心を落とし、スピードを上げたい」と課題を克服し、初優勝に意欲を見せている。 (小林正律)
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