FreeWLAN/ja

出典: FON Wiki Beta

ラ・フォネラに以下の改造を行うとメーカー保証の範囲外となります。FONはこの改造についてサポートをしておらず、また改造の結果についても責任は持ちません。従って、改造の結果に自己責任を持つことが出来る先進的なユーザー向けの記事となっております。


Contents

ラ・フォネラ向け主要機能

 (アドオンバージョン 0.9.6a (最新安定版 2008年9月18日)

  • 無線LAN到達範囲拡大/無線LANブリッジ - 既存の無線LAN接続をインターネットへの上り回線接続として利用する機能。結果的に無線LANの到達範囲を拡大することが出来ます。これに加え、"ネットワーク接続"機能を用いて、PC、もしくは複数台のPCを有線の接続用スイッチで接続しているのと同様に別の無線LANネットワークに接続することが出来ます。
    • この機能はまた"疑似リピーターモード" (Quasi-Repeater Mode,QRM)とも呼ばれています。
    • リピーターモードで利用できるのは非暗号化ネットワークおよび、WEP、WPA、WPA2 TKIP の各種暗号化ネットワークです。
    • また、無線LANの電波状況調査も行えます。
    • FON の信号は無線および有線で送信することが可能です。
    • 万一、リピーターモードで伝達された信号に問題があった場合でも、緊急時用のアドレス169.254.255.1への接続だけは可能になります。
  • Eメールによるレポート - あなたのFONスポットを誰かが利用し始めたときや、ラ・フォネラのファームウェアのアップグレードが無人では出来ない場合、またはラ・フォネラに予期せぬリブートが発生した場合はメールでお知らせする機能があります。
  • 強化されたステータスページ - プライベート側、公開側共に接続しているユーザーをリアルタイムで表示することが出来ます。
  • 無線LANブリッジ - ラ・フォネラのルーター機能を利用せずに、お持ちのルーターのDHCP機能でプライベート側ネットワークのアドレスを配布できます。(もう、ラ・フォネラの持つDHCPが配布するアドレス 192.168.10.x を使う必要はありません。)
  • 改良されたルーターの安定度および負荷 ルータ内インタフェース制御用コード IfUp の改良により実現
  • コマンド入力を可能にしたルーター試験用ページ
  • ウェイクオンLAN、Wake on LAN(WoL)サポート。WOLクライアントのIPアドレスを指定することが可能
    • ラ・フォネラに接続してネットワーク内にあるPCを起動させることが可能
  • GUIの色を変更
  • ラ・フォネラに追加された対応言語 : オランダ語、ハンガリー語、イタリア語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語
  • MACアドレスブロック - 指定したユーザーがあなたのホットスポットに接続することを禁止
  • MACアドレスクローニング LAN/インターネット接続用ポートのMACアドレスをデフォルトのものから任意のものに書き換えることが可能
  • 共有帯域幅の調整機能を改良。最小共有帯域を64kbitまで選択可能に。また上り接続についても調整可能!
  • 自分のラ・フォネラのみで利用できる家族と友人用パスワードエントリを5以上に増やすことが可能。
    • 家族と友人用パスワードエントリ一覧を確認することが可能。また、この機能がうまく動作しないことがある問題を解決。
  • ビジターがラ・フォネラにログインすること無しに利用できる制限無しアクセスWebサイトリストを編集することが可能!
  • プライベート側の無線LAN SSIDを隠す(ステルス)機能
    • SSIDを"空白"にすることによりプライベート側の無線LANの機能を停止することが可能。(こうした場合、ルーターの設定は有線で直接接続し169.254.255.1にアクセスすることで行う。)
  • ラ・フォネラをリブートしたり、サービス機能毎にリスタートする機能
  • 手動/自動による FreeWLAN アドオンのアップデート機能
  • FonFan ハートビート機能搭載 (fon.comデフォルトのハートビート(死活確認)と違いfonfan.deハートビートは平均到達時間から計算した距離を測る機能あり、地図上への推測位置表示などに利用可能)
  • アドオン設定のバックアップ/リストア機能を強化
  • MACアドレスによるDHCPリース機能
  • ダイナミックDNS DynDNS サポート.
  • ウォールドガーデン機能 - FONアクセスポイントの利用者がプライベート側で利用されるIPアドレス範囲にアクセスすることを禁止。
    • デフォルトでラ・フォネラはWAN側で利用されているIPアドレス範囲へのアクセスのみを制限しています。そのため、公開側の FON_AP 利用者はプライベート側にある他のVLANやサブネットにあるサーバーなどにアクセスできてしまうセキュリティリスクがあります。
  • WAN側からもGUIにアクセスすることを可能にします。
  • デフォルトおよび設定済みのポート番号を利用してWAN側からルーターへのSSHアクセスを可能にします。

スクリーンショット

全ての画面のスクリーンショットおよび機能の説明はこちらのサイトをご覧ください。 http://www.chpohl.de/fonera/webifdemo

サポート体制

インストール方法

FON2100モデルではイーサネットredbootフォールバック機能(ラ・フォネラのファームウェアが何らかの問題で立ち上がらない場合に、修復用のブートローダーが起動する機能)が動作しません。現行のファームウェアを破壊してしまうなど非常事態に備えてまず最初にredbootについてのセクションをご覧いただき、それを利用可能にしておいてください。もしくは、ラ・フォネラを改造することになり製品保証は無効になってしまいますが、シリアルケーブル接続の準備をしておいてください。

ラ・フォネラ

  • 事前準備:FON2100Aをご利用の方は事前に以下のファームウェアをダウンロードしておくことが必要です。(インストールの前にダウンロードしておいてください。):
Fonファームェア 0.7.1r1
  1. プライベート側シグナル"MyPlace"に接続
  2. ブラウザから192.168.10.1(ルーター管理画面)にアクセス
  3. ラ・フォネラの管理画面で現在ラ・フォネラが利用しているIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス、ファームウェアのバージョンについての情報を調べ、記録しておいてください。
  4. ラ・フォネラを有線で直接pcに接続してください。
  5. ご利用のラ・フォネラがすでにインターネットに接続されていた場合は、ファームウェアのバージョンが0.7.2r3+にアップグレードされていると思われます。ここでいったんファームウェアを作業のため 0.7.1に戻します。
    1. ラ・フォネラ底面の"リセット"ボタンを20秒間押し、ラ・フォネラをリセットします。
    2. 5秒間ほど後、wlan/internet LEDがしばらくの間消灯することが確認できます。
    3. ラ・フォネラがデフォルトのファームウェア 0.7.1 に復帰するまでしばらくお待ちください。
      1. もし、ファームウェアが 0.7.0 になってしまった場合は、"高度な設定(advanced)"メニューに進んでください。
      2. ユーザー名/パスワード(user/password)として、"admin" 、 "admin"を入力
      3. ファームウェアアップグレード(firmware)メニューをクリック
      4. FON ファームウェア 0.7.1r1 (事前準備を参照)へアップグレードしてから次に進んでください。
  6. ご利用PCのネットワーク設定が"IPアドレスを自動的に取得する(dhcp)"であれば、10秒ほど待った後、 "ネットワーク接続は制限されています"という警告がWindowsから出るはずです。このとき、PC側では自動IP構成APIPAによるIPアドレス設定が行われています。
  7. ブラウザから169.254.255.1 (ルーター管理画面)にアクセス。
  8. "高度な設定(advanced)"メニューに進む。
  9. ユーザー名/パスワード(user/password)として、"admin" 、 "admin"を入力
  10. インターネット接続(internet settings)メニューに進んで、デフォルトの"dhcp"設定を "静的IP(static)"に変更する。
  11. 事前に記録しておいたIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスを設定する。
  12. DNSのアドレスとして88.198.165.155を設定する。これはSSHアクセスを利用可能にする"Kolofonium" ハックと言われる技法です。
  13. Submitボタンを押す。
  14. "パブリックWiFi(public wifi)"メニューに進んで、FON_APをFON_ADDONに変更する。
  15. Submitボタンを押す。
  16. FreeWLANファームウェアアドオンへの更新準備(ファームウェアの変更、DNSアドレスの変更、パブリック側SSIDの変更)が整いましたので、ラ・フォネラから電源ケーブルを抜いてください。
  17. ラ・フォネラのイーサネットケーブルを元通り(PCから抜いてブロードバンドルーター側)に接続し直します。
  18. ラ・フォネラに再び電源ケーブルを差し込み、10分程度待ってください。
  19. プライベート側シグナル"MyPlace"に接続
  20. ブラウザから192.168.10.1(ルーター管理画面)にアクセス
  21. バージョンを調べます。"Freewlan"バージョンになっていれば成功です。
  • 上の方法は、ご利用になっているプロバイダーがKolofonium DNSへのアクセスを許している場合の方法です。

他の方法

  • これはFON 2100モデルでファームウェアバージョン0.7.1r1(もしくはそれよりも古いもの)を利用している場合の方法です。
  • つまり、ご利用のラ・フォネラがファームウェアバージョン0.7.1r1以降にアップデートされていない場合に利用できる方法です。
  • ブラウザ内の新しいタブでFreewlanのインストール方法(英語)のページを開いていください。
  • step 3の手順を参照します。
  • 現在無線LANシグナル"myplace"経由でネットワークに接続していることを確認します。(もちろん、同時に有線でも接続していないことも確認してください。)
  • myplaceシグナル経由でインターネットにアクセスできることを確認してください。
  • SUBMITボタンをクリックします。
  • 次にstep 4の手順を参照します。
  • SUBMITボタンをクリックします。
  • インストールがすんだら、ルーター管理画面にアクセスしてください。

ラ・フォネラ+

wget -q -O - http://www.fonera.be/extras/freewlan/install.sh | sh
  • 自己責任でのご利用ください!
    • 現時点でQRMリピーターモードは正常に動作しません! この機能を使わないようにするか、もしくは再度方法1または方法2を使ってラ・フォネラ+をアンロックしてください。
    • FreeWLANの[ノートページ]を利用して、不具合があった場合はレポートをお願いします。(英語で)

バージョンアップについて

  • FreeWLANはデフォルトでは(最低でも年1回のペースで)最新安定版にアップグレードされます。
  • Emailで連絡が来た後、"myplace"の管理メニューからボタンをクリックすることで"マニュアル"アップグレードが行えます。
  • 次回の最新安定版が発表されるまでは、小規模不具合修正および小規模機能変更版がおおよそ週毎に発表されます。
    • "diagnostic(検査)"メニューもしくはSSH接続経由で以下の命令を実行することにより、最新版をインストールすることが出来ます!
wget -q -O - ftp://fonera:fonera@chpohl.dyndns.org/fonera/releases/svn/install-hotfixes.sh | sh
    • FreeWLANプロジェクトでどのような変更・機能拡張が予定されているかを確認するには"プロジェクトの予定" ページを確認してください。

関連するリンク

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