FUJITA'S BAR

武道・格闘技を中心としたブログです。

2009-01-22 21:31:28

アンディ・フグの尊敬した武道家・芦原英幸

テーマ:ブログ

芦原英幸先生の葬儀のときに、正道会館の石井和義氏ら

が葬儀に参列しようとして芦原会館側の職員ともめたのは

有名な話であるが、この席にアンディ・フグもいた。


多くの人は、石井館長が連れてきただけなのだと考えて

いたようだが、それは真実ではない。


実は、生前のアンディは、芦原先生のサバキという技術に

深い関心を持っていたのである。アンディが、最初にサバキ

を見せられたのは、石井館長の道場での指導であったが、

のちにアンディは、そのサバキの技術を創造した人物こそ

は、「ケンカ十段」と呼ばれた天才武道家・芦原英幸であった

という事実を知るのである。


実は、アンディに足技の「ひっかけ」という技を教えたのは私

である。当時「カカト落し」で有名だったアンディであっただけ

に芦原先生の「ひっかけ」の技とそのバリエーションに驚いた

ようであった。じつは、その後の試合で何度か「ひっかけ」と

いう技術を使っており、アンディがヘンな技を使うなぁと感じた

人がいるかもしれない。実は、それはサバキの「ひっかけ」を

試合で使えないか試したシーンであった。

試合では、つかみが認められていなかったので、少しむずか

しい部分もあったが、アンディはそれなりに使いこなしていた。


アンディは、芦原先生の技は、一見したところ「合気道」のよう

に見えるが、「合気道」とはまったく別物であると語っていた。


その技の合理性に深く関心していたのである。芦原先生の

葬儀では、自分の尊敬する武道家に手を合わせたかったと

いうのが真相だったのである。アンディは、このときのことに

ついては、何も語らなかったが、ただ一言


「ミスター・アシハラ イズ ジーニアス !」

 (芦原先生は、天才だ!)


そんな風に言っていた。


きっと今頃は、天国で芦原先生にサバキを学んでいるかも

しれない。


そんなことを思う今日この頃なのである。


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2009-01-18 12:52:09

崩しと捌きの技法

テーマ:ブログ

芦原英幸先生の技術であるサバキは、芦原先生の

死後は、そのご子息や弟子により研究され変化して

きている。


以前このブログで紹介したようにいろいろな団体で

その成果をビデオやDVDで紹介している。


そのなかでも、円誠塾では、芦原先生から学んだ

技術とそれ以降に変化した技術を区別して指導し

ているのは、おもしろい傾向だと思う。


現在、円誠塾から出ている「崩しと捌きの技法」は

それまでに円誠塾が出してきた一連の技術シリーズ

をまとめたものでもあり、たいへん見ごたえのある

内容となっている。


攻撃する捌きを標榜しているため、その練習は過激

との評判もあるが、まずガチンコができてこその捌き

というのが伊藤塾長の考えでもある。


現在、サバキ系の団体といわれるなかでは、一番多

くの技術DVDを作成し、その技術を惜しげもなく公開

している円誠塾であるが、芦原先生から学んだという

「伝統サバキ」から創意工夫を加えた円誠塾の攻撃

を主体としたサバキ技術は、多くのサバキ系団体から

も注目を集め、今後に注目したいところである。


ちまたでは、今年はいくつかの団体からサバキに関す

るDVDが発売されると聞いている。サバキを研究して

いるものにとっては大いに参考になるのではないだろう

か。芦原先生のサバキ技術は、芦原先生の天才性が

あってはじめて成り立つものでもあるが、それを分析

することで、すこしでもその天才の領域に近づくことが

できるかもしれない。


芦原先生の技術書でいえば、3冊目の「誰にでもできる

空手」があれば、十分である。1冊目、2冊目の内容は

ほとんど3冊目の本に含まれている。

特に、2冊目の本は、芦原先生に実際に指導を受けた

人にはまだわかりやすいだろうが、一般の人には型の

本としてしか理解できないだろう。


あと、実売数が少なくて、最近ではほとんど見ることが

なくなった本で、正道会館の石井和義館長が書いた

技術書「実戦!正道カラテ」(スポーツライフ社刊)という

のがあったが、この本は石井氏が、極真会館芦原道場

を退館したあとに書かれた本で、その技術の9割は

芦原先生から学んだサバキ技術であった。したがって

現在芦原先生のサバキを研究している人々にとっては

貴重な資料である。ただ、現在は所有している人がなか

なか手放さないので、古書市場にもなかなか出てこない。

また出てきても値段が高いのが難点であるが、内容的

には、中間距離におけるサバキの基本はほぼ網羅され

ているので、見つけたらぜひ「買い」の技術書だろう。


http://www13.plala.or.jp/goshindo-ensei/frame.html



2009-01-12 18:46:19

芦原英幸先生と伊藤泰三塾長

テーマ:ブログ

松宮康生の新・最強格闘技図鑑-伊藤泰三と芦原英幸


この写真は、東京道場時代の写真である。右端1列目にいるのが心体育道の廣原誠宗家、その後2列目でVサインをしているのが、円誠塾の伊藤泰三塾長である。また芦原先生の左側にいるのが、西山了氏である。


伊藤泰三塾長は、この東京本部時代に芦原先生や廣原氏からサバキを学んだのである。その成果が、現在円誠塾から発売されているDVDに現れている。


現在、円誠塾から発売されている「崩しと捌きの技法」PART1とPART2は

有名武道ショップや大型書店の格闘技DVDのコーナーですごい売れ行きである。その飾らない指導は、流派をこえて多くの伊藤塾長のファンを増やしている。空手のあらゆる疑問にていねいに、わかりやすく解説指導してくれる伊藤塾長の指導のうまさは、その師であった芦原先生の影響が大きいのだろう。


伊藤塾長の話では、今年は円誠塾の本もでるので、楽しみにしてほしいという事であった。また、関西と山形でも支部が誕生し、各道場への指導やセミナーへと多忙な日々が続きそうな伊藤塾長である。


なお、いま評判の『崩しと捌きの技法』は、書店等で入手できない場合は

総本部に直接注文すれば入手することができる。


http://www13.plala.or.jp/goshindo-ensei/index.html


今年、円誠塾の情報は、このブログでも公開して行きます。




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