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「漢検」立ち入り検査へ 20億円もの利益で

2009.1.22 17:32
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 必要以上の利益を出すことが認められていない公益法人で、文部科学省が所管する「財団法人日本漢字能力検定協会」(本部・京都市下京区)が過去4年間、検定事業などで計約20億円の利益を上げていたことが分かり、文科省は22日までに、2月上旬にも同協会を立ち入り検査する方針を固めた。

 文科省は2004年以降、3回にわたって検査を行い、検定料引き下げなどを指導。同協会は一部引き下げを行い、改善計画も提出したが、文科省は「計画に、より具体的な内容が必要と判断した」としている。

 協会は1人当たり1500−5000円の検定料で、1−10級の漢字検定を行っている。

 検定ブームもあって、受検者は年々増加し、2007年度には270万人以上が志願。利益は04−07年度で計約20円に上っているという。

 協会は「担当者がいないので答えられない」としている。


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