21日夜、東京の中央自動車道で逆走したトラックが別のトラックと衝突し、運転手が死亡した事故で、その後の調べで、トラックは三鷹料金所でUターンし、およそ3キロにわたって逆走を続けたことがわかりました。
この事故は21日午後8時すぎ、東京の中央道下り線をトラックが逆走し、これをよけようとしたワゴン車の運転手ら3人が軽いけがをしたほか、その3分後、逆走を続けたトラックが大型トラックと正面衝突し、トラックの運転手で千葉県成田市の農業、高橋忠男さん(62)が死亡したものです。
警視庁のその後の調べで、高橋さんが運転していたトラックは、三鷹料金所あたりでUターンしているのを料金所の職員に目撃されていて、料金所からおよそ3キロにわたって逆走を続けたとみられることがわかりました。
また、高橋さんは日頃運転しない車に乗って家を飛び出したということで、21日、家族から捜索願いが出されていて、警視庁は逆走して事故をおこした経緯を慎重に調べています。(22日11:46)