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「侮辱されてる」韓国ネットで日本アニメが“大炎上”

原作は人気4コマ漫画

 韓国のネット上で、日本の新作アニメが“大炎上”している。原作はネット上でブレークし、昨年3月には単行本25万部を売り上げた4コマ漫画「ヘタリア」。日本、イタリア、ドイツを擬人化したギャグ漫画だが、なぜか脇役の韓国が「侮辱されている」などと韓国人が猛反発。アニメの放映禁止を求め、ネット上で1万5000人が署名する騒ぎになっている。

 「ヘタリア」は第2次世界大戦で同盟国だった日独伊を象徴する若い男性3人が主人公。3人の言動に国民性が象徴されているのが特徴で、イタリアはケンカには弱いが明るい性格、ドイツは厳格かつ生真面目、日本は2人の顔色ばかりうかがっている−といった具合。作品にはほかに英、仏、露、中、韓国など約20カ国が登場する。米ニューヨークでデザインを学ぶ大学生、日丸屋秀和氏(22)が海外生活の経験をもとに各国の人々の性格を擬人化した。

 原作はネットで公開され、累計3000万アクセスを記録。昨年10月にはドラマDVD(2940円)が約1万3000枚を売り上げ、今月24日から日本の衛星チャンネル「キッズステーション」での放映も予定されている。

 国民性をギャグにすることは、小話や小説でもよくあること。だが、韓国のネットユーザーは笑って済ませてはくれなかった。一部韓国メディアは、「ヘタリア」が韓国を侮辱している点として(1)日章旗が大好きでいつも持ち歩く(2)アメリカにすぐ依存する(3)何でも日本の真似をする(4)中国を「兄貴」と呼ぶ(5)いつも「ウリナラマンセー(我が国万歳)」と叫ぶ(6)何でも「ウリナラ(我)の物」と言い張る(7)何かあれば日本の胸を触ろうとする−を挙げ、特に日本の胸が独島(竹島)を象徴していると非難している。

 韓国の署名サイトでは、アニメの放映禁止を求める署名運動が始まり、署名者はこの3日間で1万5000人を超えた。

 これに対し、日本のファンの間では一部で反論が見られるものの大半は静観の構えだ。

 「ヘタリア」とは「へたれ」と、「イタリア」を合わせた造語で、いつも食べ物と女の子のことしか考えない優柔不断な主人公「イタリア」を指す。

 アニメ版の制作は、これまでヒットアニメを数多く製作した有名スタジオが担当するが、韓国の出演は予定されていないという。

ZAKZAK 2009/01/14

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