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K-1 MAXに『戦極』からの刺客、ボクシング界の反則王が参戦! 

昨年の大晦日から続く、K-1の他流試合続行!!
1月21日(水)、都内・ホテルにて2.23『K-1 WORLD MAX 2009〜日本代表決定トーナメント〜』代々木第一体育館大会に関する記者会見が開かれ、追加2カードが発表された。
1月21日(水)都内・ホテル
2.23『K-1 WORLD MAX 2009〜日本代表決定トーナメント〜』
代々木第一体育館大会記者会見

この日の会見で発表されたのは、以下の2カード。

[70キロ契約ワンマッチ]
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー) vs セルゲイ・ゴリアエフ(アクションフォース/MMA武士道)

[60キロ契約ワンマッチ]
上松大輔(チームドラゴン) vs 渡辺一久(フリー)

昨年のK-1 MAXベスト4に入賞した佐藤嘉洋は、『戦極』で五味隆典に勝利して名を挙げたゴリアエフと対戦。また昨年創設された60キロ級のエース候補の上松はボクシング界の喧嘩ファイター・渡辺と対戦することとなった。

会見に出席した佐藤嘉洋は「大晦日に、K-1の選手が全員1ラウンドKO負けしてファンはがっかりしたと思う。今回は他流試合なんで、絶対勝ちます。これでリベンジにはならないと思いますが、大晦日に味わった屈辱に一矢報いたいです。僕は相手が強いからって断ったりしません。相手が川尻選手でも、誰でもやります」と語り、外敵迎撃に意気込みを見せた。

この日の会見で最も目を集めたのは元日本ボクシング・フェザー級チャンピオンの渡辺一久。サングラス姿で登場した渡辺は、写真撮影で相手の上松の肩を組んだり、変なポーズで挑発したりとやりたい放題。コメントでも「上松君は僕には勝てないですね。くぐってきた修羅場の数はオレのほうが上。リングでオレと向き合ったときにそれがわかる」と言いたい放題。上松の印象についても「ガキですよ、ガキ。身体を触った感じもオンナだったらいい身体だったかな」と相手を挑発。

K-1に転向した理由については「ボクシングルールでは自分のやりたいことができなかった。本当は総合が一番やりたいんですけど、キックの試合もありかなと思った。キックの練習は2、3ヵ月しかやってないですけど、オレはボクシングをやってるときから、蹴りとか頭突きが出てた。今回はキックまでは出そうと思ってます。オレとやればみんなパンチで倒れるし、オレにローキックは効かない」とニヤリ。

さらに渡辺は「オレは22歳で日本チャンピオンになったときから、自分の商品価値の落ちないうちにこっちの世界に行こうと思ってた。ボクシングで通用しなくなってK-1に行った人と比べられたくない」と豪語し、最後までビッグマウスを貫いた。

対する上松は「相手はボクシングでトップを極めた選手だし、フェザー級という激戦区で勝ってきた人なんで、全然侮ってもいないし、自分の持っている力をすべて出して勝ちたい」とクールに対応。渡辺の挑発には「べつにムッとしませんでした。K-1で初めての試合なんで怖い部分もあったんでしょうね。身体を触って僕を確かめたんじゃないですか? 試合でもローキックで倒してもおもしろくない。倒すならべつの何かですね」と受け流した。

会見でFEG谷川貞治代表は、「渡辺君、おもしろいでしょ? ひさしぶりにゾクゾクするような喧嘩屋ですね。僕が観た渡辺選手の試合では、(内藤大助戦)の亀田大毅選手よりもっとひどい反則をしてて同じように出場停止を食らっていましたね。去年、GRABAKAに連れて行ったときも修斗でトップクラスの選手と互角にやり合ってましたし、いい蹴りを打つんですよ。山本KID選手みたいな野性味のある選手で、魅力がありますね」と大きな期待を寄せた。

また、『戦極』で闘っていたゴリアエフの初参戦については「これで『戦極』と提携ということではないです。もともと彼のエージェントはキシェンコとか、レミーガのエージェントなんで、K-1と関係があるんですよ。契約が切れているので呼んだだけで、問題はないです」とコメント。

大晦日に続いての他流試合を2試合組んだことについては「やっぱり他流試合をやって刺激を与えていかないと。ゴリアエフも渡辺選手もめちゃくちゃおもしろいですからね。K-1ファイターも大晦日で赤っ恥をかかされているので、このままじゃダメ」と語り、今後もK-1に対する起爆剤として他競技からの選手の投入も予告した。

“コスプレファイター”長島☆自演乙☆雄一郎の参戦が話題となった今年のK-1 MAX日本代表トーナメントだが、それ以外にも五味に勝った総合ファイター、ボクシング界の反則王参戦と、話題性のある試合がズラリと並んだ。今年のK-1 MAX日本予選に嵐が吹き荒れることになるのか!?