産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

「景気の反転は関西がいち早く」 経産事務次官

 世界的な経済危機への対応などについて意見を交換するため、関西を訪れた望月晴文・経済産業事務次官が21日、大阪市内で関西財界のトップらと懇談した。

 懇談会には関西経済連合会の下妻博会長、大阪商工会議所の野村明雄会頭といった財界関係者のほか平松邦夫・大阪市長など計8人が参加した。

 財界関係者らは、「先行きが見えない不安感からくる心理的不況はぬぐえた」と政府の経済対策を評価した。一方で、「法人税の引き下げも具体的に検討を」などと、さらに踏み込んだ対応も求めた。

 平松市長は、大阪駅北口で進めている大規模開発を不況を打破する起爆剤と位置づけ、「一帯の活性化のため、国の研究機関に進出をお願いしたい」と要請した。

 望月次官は冒頭、「オイルショックを乗り越えたおかげで、日本企業は省エネ技術を得た」と経済界の奮起を促し、「関西企業は潜在能力が高く、意欲的。景気反転の際には、いち早く回復するはずだ」との期待を示した。
 

前の記事:三菱電機、和歌山に工場棟新設 業務用エアコン基幹部品 »

後の記事:懐かしの展示物見に来て 甲子園球場に歴史館設立へ »

ホーム

PR 特選情報

アテックス-バナー

フォトニュース

DGR00789G090121D.jpg DGR00941G090121D.jpg 3次元測量が行われた「大神教」本院の額。木棺と判明した=奈良県桜井市の大神教本院
壬生狂言「節分」シックな装い 初公判を終え大阪地裁前で報道陣らに頭を下げる小室哲哉被告 新戦略を発表した京都市の門川大作市長(左端)や、西陣織工業組合の渡辺隆夫理事長(左から2番目)ら
定例会見で全国体力テストの結果について持論を展開する橋下徹知事 オバマ大統領就任を伝える産経新聞の号外 「撮影者:Ariki / 撮影場所:大阪市内 / 撮影日時:2007年」