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(2008年4月1日更新)

15〜17ページ

【ページの目次】

 

健康だより

『みんなで忍にん体操をしよう!』

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忍にん体操は制作されてから5年ほどになりますが、市内で親しまれているだけでなく、北欧やフィリピンにも紹介されています。
4月から伊賀上野NINJAフェスタが開幕すると、町中が忍者だらけとなり、忍者の動きを取り入れた「忍にん体操」も披露されています。
忍にん体操は通常バージョンと介護予防バージョンがあり、昨年には忍にん体操普及会も設立されて、忍にん体操の普及に取り組んでいます。
この体操の普及のために通常バージョンのCD・ビデオのほかに介護予防バージョンのCD・ビデオに加えて、このほど介護予防バージョンのDVDも完成しました。
この体操をすると、からだが温まり、肩こり予防・脚腰が強化されて、生活習慣病予防・転倒予防などに効果があります。ストレスのある人も腹囲が気になる人も、子どもから高齢者まで、「忍者の気持ち」になって、いつでも、どこでも体操をして運動習慣を定着化しましょう。
春は健康の達人「忍者」になり軽やかに変身。ニンニン!

普及物品の案内

  • ご希望の方は本庁健康推進課にお申し込みください。
  • CD・DVDは市内在住の方は無料、市外在住の方は有料です。
  • ビデオは貸出しとなっています。

講習会の案内

【とき】5月5日(月・祝)午後1時〜
【ところ】俳聖殿(上野公園内)
【内容】忍にん体操をみんなでする
*参加者には忍にん体操普及会からプレゼントがあります。

 

保健師 滝原英子

 

聴診器(市民病院だより)

『健康寿命を伸ばすために自分でできること〜転倒・骨折しないために〜』

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誕生してから死亡するまでの期間が平均寿命です。これに対して、健康寿命とは介護なしで生存できる期間のことを言います。亡くなるその日まで障害がなく、介護の必要がない日常生活を過ごせる事はご本人にとっても、ご家族にとっても幸せなことではないでしょうか。
介護が必要となる原因は何でしょう?平成16年の国民生活基礎調査によると(1)脳血管疾患(25.7%)、(2)老衰(16.3%)、(3)転倒・骨折(10.8%)、(4)認知症(10.7%)、(5)関節疾患(10.6%)です。この中で予防できるのは、転倒・骨折しないことです。残念なことですが、人間は転んでしまうと皆さんが考えてみえるよりも簡単に骨折してしまいます。しかも、家の中も必ずしも安全ではなく、骨折する危険がいっぱいあります。
ここで、私の診療経験からみえてきた転倒・骨折の様子をご紹介し、私なりの予防法をお教えします。
家の廊下で足を滑らせて転倒する方がたくさんみえます。特に、夜間にトイレに行くときが危険です。そこで、ポータブルトイレがあれば安心です。寒い冬だけでも使ってみてはいかがでしょうか。また、玄関やお風呂で転倒する方もみえます。手すりがあれば楽ですし安全です。ちょっとした段差や座布団、電気コードなどに足をとられて転倒しないように整理整頓も必要になります。動きやすい服装も大事です。転倒しないためのご自宅の安全点検も大切です。外出する時は、転ばないように杖をつく。特に、人ごみの多い所は気をつけてください。階段では転びやすいので手すりに手をかけながら歩く。手すりがあればいざというときにも安心です。この冬もよく雪が降りましたが、雪が降ったら雪が完全に融けるまでなるだけ外出しない。雪の翌日も道が凍結するのでかえって危険です。外出を控えて、家で暖かくして融けるのを待ちましょう。
これらの準備をして転倒・骨折を防止して健康寿命を伸ばしていきましょう。
整形外科部長 佐藤昌良

 

図書館だより

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上野図書館

上野丸之内40-5

電話21-6868

いがまち公民館図書室(ふるさと会館いが内)

下柘植6243

電話45-9122

島ヶ原公民館図書室(島ヶ原会館内)

島ヶ原4739

電話59-2291

阿山公民館図書室(あやま文化センター内)

川合3370-29

電話43-0154

大山田公民館図書室(大山田教育センター内)

平田3154

電話47-1175

青山公民館図書室(青山公民館内)

阿保1411

電話52-1110

4月の読み聞かせ

●おはなしの会(小さい子むき)

12日(土) 上野図書館2階視聴覚室
午後2時〜30分程度

●えほんの森

16日(水)午後3時〜30分程度
上野図書館2階視聴覚室
*読み手 おはなしボランティアグループ「よもよも」 

●「大きな絵本」の読み聞かせ会

23日(水)午前10時30分〜30分程度
青山公民館図書室絵本のコーナー

●おはなしたいむ

26日(土)午前10時30分〜20分程度
大山田公民館図書室おはなしの部屋
*読み手 おはなしボランティアグループ「きらきら」

●おはなしの会(大きい子むき)

26日(土)午後2時〜30分程度
上野図書館2階視聴覚室

 

 

☆絵本の読み聞かせ、紙芝居や手遊びなどをします。

 

新着図書紹介(上野図書館)

■一般書

『超売れ筋ビジネス書101冊 5分で身につく!』(神足裕司/監修)

最新ベストセラーや押さえておきたいロングセラーなど、ビジネス書101冊を完全図解で紹介しています。経営論、マーケティング論から仕事術、自己啓発まで、現代人必読のビジネス書の内容が一目で分かります。過去10年の主要ベストセラー一覧付き。

『白川静さんに学ぶ漢字は怖い』(小山鉄郎/著)

漢字学の第一人者である白川静さんが、「怖い漢字」の世界を案内してくれます。漢字一字ごとに、古代
文字の形やイラストを使った説明がついていて、漢字の成り立ちや背景を分かりやすく学ぶことができます。『白川静さんに学ぶ漢字は楽しい』の続編。

■児童書

『こどもの絵かきうた100曲』(ブティック社/刊)

親子で楽しめる絵かきうた100曲を収録しています。好きなメロディーにのせて自由に歌いながら、乗りものや食べもの、動物などを描いてみましょう。皆さんがよく知っているわらべうたの歌詞と楽譜も載っています。

『和菓子のほん』(中山圭子/文、阿部真由美/絵)

和菓子にはさまざまな種類があり、日本の四季の移り変わりをその色や形で巧みに表します。春は菜の花や桜、夏は水のせせらぎやホタル、秋は紅葉や栗、冬には雪や椿などをあしらったお菓子が並びます。色鮮やかな和菓子の世界を楽しめる、カラフルで美しい絵本です。

 

明日に向かって〜差別をなくしていくために〜

『こだわることは何ですか〜在日韓国・朝鮮人の歴史的背景〜』

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「あの人は、本当は朝鮮人らしいよ」と、聞くことがありませんか。日本人だと思っていた人が在日韓国・朝鮮人だと知ったら、あなたはこれまでの交友関係やその人を見る目が変わりますか。その言葉には、在日韓国・朝鮮人を一段下に見るような意識や朝鮮の民族を侮蔑するような意識があります。そもそもどうして日本で生まれてずっと住んでいるのに国籍が違う人がいるのでしょうか。在日韓国・朝鮮人に対する歴史的経緯、背景は、意外なほど知られていません。今回はその背景についてお話しましょう。
日本で暮らしている201万人の外国人の約3割、60万人ほどの人が在日韓国・朝鮮人です。現在、多くの在日韓国・朝鮮人は、生まれも育ちも日本、話す言葉も日本語のみといった3世4世の時代になってきています。しかし、いまだに「外国人」だからと、参政権は与えられていないし、日本人と同様に市県民税の納税義務があることから、不公平だと感じている人もいます。アメリカなどの出生地主義の国ではその地で生まれた者に国籍が与えられますが、日本の国籍法では、父または母が日本人でないと子どもは国籍を取得することができません。
日本は1910年に朝鮮を植民地化しました。「韓国併合」という出来事です。植民地支配ですから、朝鮮にいた朝鮮人に「あなたは今日から日本人ですよ」と宣告し、日本の統治下においた訳です。そのことにより、多くの農民が土地を奪われて困窮し、住み慣れた土地を離れ、日本で生活の基盤をつくろうと、たくさんの朝鮮人が海を渡って日本に来ました。やって来た朝鮮の人々は、旧憲法のもとで「大日本帝国の臣民=日本人」として働き、日本兵として戦地に赴く人も多数いました。
ところが、朝鮮を支配していた日本が第2次世界大戦に敗れたことで、日本の植民地支配が終わりを告げ、支配されてきた元朝鮮の日本人たちが解放されることになりました。そして、1952年サンフランシスコ講和条約で日本が占領国から独立したことによって、在日韓国・朝鮮人は日本の国籍を剥奪(はくだつ)されました。強制的に日本国籍にさせられた在日韓国・朝鮮人は、今度も強制的に国籍を奪われてしまい、「外国人」として扱われることになってしまったのです。そして、「永住権」は与えられたものの、「外国人登録」が当初は12才から義務づけられました。
また、在日韓国・朝鮮人のほとんどが本名を使えず通称名を名乗っています。これにも歴史的背景があって、朝鮮が日本の植民地になったとき、日本政府が支配を徹底化するために朝鮮人たちを日本人化していこうと「創氏改名」という法律によって日本の名前に改めるように強制したことから始まるのです。
日本国籍を剥奪したとき、政府の対応は「不満なら本国へ帰ればいい」としながらも、日本から持ち出す財産などを制限しました。そのため、朝鮮での生活に不安があるから帰国を断念した人もいたそうです。
これからは、いろいろな人間、いろんな民族が共生していく時代です。さまざまな人権課題を解決していくうえで、在日韓国・朝鮮人の問題は、そのマイノリティゆえに後回しにされていますし、いまでもなお、「差別がいやなら本国へ帰るか、帰化すればいいじゃないか」というあからさまな差別が横行しています。それゆえ、三重県内でも在日韓国・朝鮮人であることを隠して生きている人がほとんどです。歴史的背景を理解し、国籍の壁をつくらず、在日韓国・朝鮮人の人が本名のままで生きることはできないのでしょうか。交友関係を結んだり、その人を雇用するとき、結婚するときなど、大事にしないといけないこと、こだわらないといけないことは、国籍や出身、本名であるかどうかより、その人の中身なのではないでしょうか。(本庁人権政策課)
*マイノリティとは、少数派のことで、それがゆえに社会的に不平等に扱われている集団のこと。

■このコラムは毎月1日号でいろいろなテーマで人権についてお話しています。

 ご意見などは本庁人権政策課電話22-9631 Eメールjinken@city.iga.lg.jp

 

国際交流員サミュエル・アネスリーの世界見聞録−Part1−

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皆さん、こんにちは!私は文化国際課の国際交流員サミュエル・アネスリーです。伊賀市に勤め始めてからすでに8カ月が経っていますが、今月から月1回本紙に国際交流員のコーナーを載せることになりました。伊賀市に来る前に色々な国へ行きましたので、それぞれのところで出会った祭や習慣などをこれから毎月皆さんに紹介していきたいと思います。
しかし残念なことに、今月は私の最初で最後の広報になるかもしれません。というのは、先週、ペルー人と出会って、お互いにすぐ恋に落ち、来月に結婚するつもりです。その後に、南極大陸に引っ越す予定です。彼女は伊賀市での生活を続けたいと言いましたが、向こうはずいぶん寒いそうですから、ちょっと厳しいのですけれど、かわいいペンギンちゃんのことを考えると楽しみでもあります。

APRIL FOOL'S!上の話を信じましたか。そうでなければいいのですが…。全部100%冗談だったのですよ!欧米では、4月1日に友人をからかったり、信じられない嘘の話を信じこませようと頑張ったりする習慣があります。それはApril Fool's Day(エイプリルフール)といいます。この日は、砂糖入れに塩を入れたり、こっそりと友達や兄弟の目覚まし時計を一時間早めておいたり、とんでもない話を言ったりするいたずらの日です。ただし、意地悪いいたずらはいけないとされています。騙された人が冗談だと分かって大笑いするような冗談が最高です!
エイプリルフールにはどんな歴史があるのか調べてみたところ、百科辞典によると、16世紀のフランスで使っていた太陽暦では元旦が4月1日に祝われたそうです。しかし、1582年にローマ教皇グレゴリー1世が暦法を改善し、現在使っている新暦を作りました。この新暦によると元旦は1月1日ですが、その時代に ニュースが遅く伝わったため、聞いていなかった人や新暦に変わるのが嫌な人は4月1日に祝い続けました。こういう人々を一般大衆が“fools”(馬鹿者)と呼んだことが由来とされているようです。でも、そのおかげで4月1日がだんだん現在の楽しい日に変わってきました。
私の父は、この日が一年の中で一番好きな日だそうです。ある年のエイプリルフールに、父が密かに私の兄の下着を全部新しい小さいものに買い替えました。朝、学校の準備をしながら兄が下着を着ようとしたら着られなくて、夜中に急に太ったと思ってしまったらしいです。皆さん、今年のエイプリルフールをどのように祝いますか?あくまでもお祝いの日ですから、人を悲しませてはいけませんね。小さい下着にご注意を(^_^)!!

 

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本庁 広聴広報課
TEL:0595-22-9636

FAX:0595-22-9617
E-MAIL:
kouchou@city.iga.lg.jp

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