岡山放送局

2009年1月21日 22時49分更新

消防団の倉庫で火災


21日朝、岡山市にある消防団の倉庫で部屋の一部が燃える火事があり、警察や消防は消防団員のたばこの火の不始末が原因と見て調べています。

21日午前6時すぎ、岡山市撫川にある岡山市消防団吉備第3分団の倉庫の2階の換気扇から煙が出ているのを通りがかった男性がみつけ消防に通報しました。

火はおよそ20分後に消し止められましたが、この火事で倉庫の2階にある待機室の畳の一部およそ2平方メートルが焼けました。

この待機室では20日の夜、消防団の団員6人が会議をしていたということで、警察や消防では会議の際に団員がたばこを吸っていたことや、畳の焼け方などから、たばこの火の不始末が火事の原因とみて調べています。

岡山市消防団の苔口修副団長は「市民の安全を守るべき消防団員が不注意による火災を起こしてしまい、誠に申し訳ありません。二度とこのような不祥事がないよう再発防止に取り組んでいきます」と話しています。