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小室被告「まさに裸の王様」TRFメンバーに1000万円!…5億円詐欺罪 初公判

 著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺罪に問われた音楽プロデューサーの小室哲哉被告(50)の初公判が21日、大阪地裁(杉田宗久裁判長)で開かれ、小室被告は「おおよそ合っている」と起訴事実を大筋で認めた。かつては音楽界を思い通りに操った名プロデューサー・小室被告。検察側の陳述では、全盛期の浪費ぶりや、バブリーな体質から抜けきれず最近まで見えと体面のため大金を湯水のように使っていた様子が、あらためて明らかにされた。

 2億円のベンツなど高級外車、6億3000万円の米カリフォルニア州の住居、5000万円の絵画や骨董(こっとう)品…。これでもかと大金をつぎ込んだ小室被告。

 旅行に2000万円をかけ、ある年のクリスマスパーティーでTRFのメンバーに1000万円ずつ、globeのメンバーにユニット名の語呂合わせで962万円ずつ現金をプレゼント。小室被告は「どのくらい金を使っているのか分からなくなるほど。見えない衣装を着た王様の私に、見えない衣装を褒める家臣。まさに裸の王様にほかならなかった」と供述した。

 また、妻のKEIKOやその実家への体面を保つため、火の車の経済状態を最後まで隠し、なおも月500〜600万円を使う派手な生活を続けた。現金数百万円や高級車、ブランド品を惜しげもなく贈り、妻の地元のJリーグチーム「大分トリニータ」のユニホームスポンサーにも。「結婚後1年が最も湯水のように金を使った。破たんする直前まで思い切りぜいたくさせてやりたい」と無理を重ねたが、終わりは目に見えていた。

 昨年11月21日の保釈後は公の場に姿を見せず、東京・西麻布の家賃280万円の高級マンションからも姿を消した。関係者によると、小室被告は現在、globeが所属するエイベックス・グループ・ホールディングスの都内にある幹部宅に間借りしている。裁判の打ち合わせや散歩以外はほとんど外出せず、訪れる人もわずか。年末年始は妻の実家がある大分県でひっそりと過ごした。

 12月には、小室被告が自宅マンションで使用していたグランドピアノがインターネットのオークションにかけられ、191万1000円で落札された。時代の寵児(ちょうじ)は急斜面を転がり落ちるように富も名誉も失ってしまった。

 ◆小室 哲哉(こむろ・てつや) 1958年11月27日、東京都生まれ。50歳。83年「TMネットワーク」を結成し、翌年デビュー。87年、シングル「Get Wild」がヒット。作曲家としても渡辺美里らに楽曲を提供した。94年に「TM−」の活動休止。95年、KEIKOらと「globe」結成。音楽プロデューサーとしてもTRF、華原朋美ら多数のアーティストを手がけ、ヒット曲を連発。2度の離婚歴があり、02年11月にKEIKOと3度目の結婚をした。


関連ワード:
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