困ったときはコンビニ弁当 佐賀の公立病院などが協定困ったときはコンビニ弁当を-。佐賀市にある公立病院などがこのほど、病院の厨房が調理器具の故障などで使えなくなった場合に、入院患者らへの弁当を供給してもらう協定をコンビニ大手ローソンと結んだ。 同社によると、コンビニ大手と公的病院とのこうした協定は珍しい。弁当は店頭販売品と同じであるためカロリーなどが課題となりそうだが、病院側は「できるだけ患者に適切なものを選びたい」としている。 協定を結んだのは佐賀県立病院好生館と佐賀社会保険病院、佐賀大病院。病院側の要請に応じ、同社は必要な数の弁当や飲み物などを速やかに有償で供給する。ただ大規模災害などで自治体からも協力要請が相次ぐような場合には、供給できないことがあり得るとの例外規定も盛り込んだ。 同社は2006年、佐賀県との間で地元産品を使った弁当の開発など、地域振興目的の包括協定を締結。それがきっかけとなり、緊急の場合は非常食での対応を予定していた病院側から「非常時もできるだけ普通の食事を患者に出したい」との要望が寄せられ、対応を検討した。
【共同通信】
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