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医療事故死の娘の手記、本に−軽井沢

 北佐久郡軽井沢町の町立軽井沢病院で男児を出産、転院先で出血性ショックのため亡くなった鈴木良恵さんの母親鈴木美津子さん=軽井沢町=が、2003年10月の医療事故発生から裁判までの経過をたどった手記「風になったしいある」を自費出版した。「法廷が遺族の心を救う場となり、医療現場が改善されるきっかけになれば」と願っている。
 マガジンランド刊。四六判、246ページ。定価千五百円。書店で購入できる。