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【岐阜】

4カ月間で107件 新型ドクターカーの運用状況

2009年1月22日

 県立多治見病院などは、医師が運転して現場に向かう新型ドクターカーの運用状況をまとめた。昨年九月の運用開始から十二月末までの四カ月で百七件の要請(うち21%はキャンセル)があり、交通外傷、心肺停止、循環器・意識障害などが多かった。

 現場到着時間は平均で三分四十八秒。医師が自宅待機の場合などはそれより遅れたが、「救急車に医師が同乗する場合に比べ、経済的負担が軽く、運用には意義がある」とした。

 同病院の間渕則文・救命救急センター長は「ほかの病院が導入するとの情報がある。先駆者として、効率的な運用を模索したい」と話した。

 運用結果は「日本臨床救急医学会雑誌」にも投稿、約七カ月後に掲載予定という。

 (志村彰太)

 

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