S.C.相模原について
テーマ:相模原にJリーグを!今回は「S.C.相模原」について私の主観にて書きたいと思います。
今までも何度か書きたいと思う事はありましたが、やはり私の書く意見がそのまま「相模原にJリーグクラブをつくる会」の総意のように取られても困りますので控えざる得なかった訳です。
今回書きます内容は全て私個人での思うところでありますので、その旨ご理解頂きたく思います。
また、私が「つくる会」を抜けている現状に対して「S.C.相模原」のことは一切無関係でございます。
誤解なきようお願い致します。
私が「S.C.相模原」について初めて知ったのは去年の12月17日であったと記憶しております。
「Jリーガーとふれあいサッカー教室」開催の準備で麻溝の競技場へ下見に出ていた時であります。
一緒に下見に来ていたある方の携帯に現S.C.相模原の代表より電話がありまして、その方の横におりました私もいくつか質問がありましたもので、その方経由にて答えさせて頂きました。
その時点で現S.C.相模原の代表は「相模原ってどうなの?」という趣旨でその方に電話をかけてきたと私は認識しております。
それから数日後の1月4日には神奈川新聞紙面にて発表と。
その数日間の間に現S.C.相模原代表は「相模原に骨を埋めるつもり」のご覚悟をされたのでしょう。
複数クラブでプレーされたプロサッカー選手であり、元日本代表でもある氏に相模原に対してそこまで思ってもらえて光栄であると市民として思います。
先日の神奈川新聞の記事
http://www.kanaloco.jp/sportsnews/entry/entryxiiimay08056/
私のブログを読んで下さってる皆様はご覧になられた方も多いでしょう。
この記事で書かれている「両チームは統合に向けた協議」というものに私は参加しておりません。
もちろん協議内容やそこでの意見に私の見解は反映されてはいないでしょう。
私自身が、この時点で「つくる会」の会議にも参加できていないので当然だと思います。
この会合の行なわれた日には私は「つくる会」にいてはできない、私が考える最優先事項に着手しておりましたので。
伝え聞いた部分でしか私自身もここでの会合の内容は知りません。
私の知る限り、概ね紙面通りの内容となったようです。
私がこのブログを始めた2006年3月の時点では、私は市役所や関係機関、体育協会やサッカー協会など毎日のように周って窓口たらい回しにあっていたと記憶しております。
そこで調べていたのは「相模原内でJリーグを目指そう」という動きをしているところは無いか?過去になかったかを調べておった訳です。
相模原は横浜と違います。複数Jクラブを支える土壌はここにはありません。
私が活動するにあたって静かな動きでもそれがあるなら邪魔する訳にはいかない。むしろそういう動きがあるのならば協力したいとの思いで変人扱いされようが調査に全力を注ぎました。
しかしどこにもそのような動きはありませんでした。
だったら私ができることをしようと、今まであれこれとやってきたのです。
私が「S.C.相模原」に思う事で一番残念だと思うのは、「S.C.相模原」がこの作業をまったくしてくれなかった事であります。
2007年の初め頃には私の活動も相模原市サッカー協会さんにも認知して頂き、後援のような形を漕ぎ付けておりました。
「つくる会」設立以前の話であります。
Jリーグを目指す上での条件面では、市町村単位のサッカー協会は無関係ではあります。
「県協会がJリーグを目指すことを承認していること」と準加盟資格の要綱に盛り込まれておりますが、市町村単位のサッカー協会には触れられてはいないのです。
しかし、相模原からJリーグを目指すという以上、地域の応援なくしては絶対にJリーグ入りなど不可能であって、それはどんなにチームが強くともです。
市サッカー協会は絶対に無視してはならない存在だと私は思いました。
地元でサッカーに携わったことのある人ならほとんどの人がそう思うであろうと思います。
私は「S.C.相模原」はその部分でも怠ったと思っています。
Jリーグ加盟の条件などの文面に関係ないところはスルーして良いのか?と思う訳です。
相模原の地元に根ざしたチームという意識で一から始めると、県3部から挑戦するようですが、だったら市リーグにも参加して欲しいですよね。
Jリーグへの道のり以外のサッカーは意味のないことなのでしょうか?
県3部リーグに参加することにしても、プロを複数人投入する意味には疑問が残ります。
当然ルール的にはまったく問題は無い訳ですが、県3部リーグの試合に参加したり観戦したことある方ならお分かりになって頂けると思うのですが、そのカテゴリーにプロを置いて闘うことに対して他の県3部チームはどう思うか?
県3部を勝ち抜く戦力を過剰に超えなければ「飛び級」前提の活動は続けられないのでしょう。
しかし自分たちが勝手に打ち出したその前提の為に、県2部や3部のチームでサッカーをしている人たち、サッカーに携わってる人たちの感情を逆撫でして失うものも多いはず。
他の県2部・3部参加チームにも相模原の市民はいるのです。
既に私のもとにも県2部・3部のチーム関係者から問い合わせや不満めいた声は届いております。
ここ何年も県リーグの試合などに顔を出して顔見知りの私には言い易いのでしょうね・・・(苦笑
そのプロ選手たちをこれからも雇用し続けるクラブの体力には何より疑問を感じます。
お隣の町田のゼルビアの歩んで来ている過程と比較してみても、ここでプロを何人も雇うことに対するデメリットを考えてるのかと。
県リーグくらいはオールアマで突破しなくては先は見えてこないんじゃないかと私は思う節もあります。
そんな訳で私は「S.C.相模原」の理念を文面通りに受け取れない部分は感じております。
どうしても自分たちの都合しか考えてないのではと疑ってしまうのですね。
正直に私の感じていることを書いていきますと、どうも「S.C.相模原」批判のようになってしまいますが・・・。
私個人としても何も全否定している訳でもございません。
どうも根が単純なんで、乗せられた感もあってこのように書き出しましたが・・・。
やり方はどうあれ、同じ相模原市民で同じ目的で活動してる人がいるのは単純に嬉しいですよ。
誰にも響かない時期を経験している私には何よりそれを大きく思うのです。
私が地道な路線で進めていた分、トップダウン的な手法を使うしかなかったのかなとも思いますし。
それができるのはスゴイことだと思います。私にはできないですから。
まぁ、その両輪が噛み合えばそれが一番であろうとも思いますからね。
私は相模原市をホームタウンとするJリーグを目指すクラブチームというのはひとつが限度だと思っています。
その為の統合に向けた協議なら何度でもするべきだと思います。もちろん前向きに。
しなくてはいけないとさえ思います。
新聞記事では「思い入れ」などと書かれておりますが、誰の思い入れだよと。
そんな本末転倒な思い入れに意味があるのかと思う訳です。
一部の損得を私は思い入れとは呼びません。本当に思い入れを語れる人間がいるなら私の前で語って欲しいですな。
・・・と、また熱くなってしまいましたが(汗
前向きに考えて、神奈川新聞の記事通りであるならば、そういう動きがひとつなら協力するよと行政などは言ってるようにも解釈できるのですよね。
だったらチャンスじゃないでしょうか?
行政に話を持ってくるならサッカーの土俵がひとつにまとまってから来いよという意見には「ごもっともで・・・」と答えるしかないでしょう。
行政などがそう言うなら「だったらやってやろうじゃん!」という猛者が「つくる会」にも「S.C.相模原」の中の人にも現れて欲しいですね。
利権みたいなものがあるとして、それに拘ってるような人間がいるとするなら、それこそが私の敵意の向く存在です。
我がブログ始まって以来の長文となってしまいましたが、これでもまだ言葉足らずの部分が無いか心配しております・・・。
後々からも加筆修正していくかとも思いますが、今現在の私の持っている印象はこんな感じです。