豊岡市日高町の姉妹都市、ニュージーランド・ルアペフ市の高校生らが20日、市立日高小学校(423人、芦田哲校長)を訪れ、児童らと交流した。
タウマルヌイ高校で日本語を専攻する生徒7人と教諭3人。17~21日の4泊5日の予定で滞在している。
ホネ・トゥルゥさん(17)と教諭のイアン・フォーロングさん(40)は、1年1組の5時限の国語の授業を訪問。児童は「ウエルカム!」と大きな声で迎え入れた。
2人は教科書を朗読し、冬の出来事を題材に児童が手作りしたかるた取りにも挑戦。「こまをまわすときれいだな」「ひろいスキーじょうすいすいすべれてうれしいな」と札が読み上げられると、トゥルゥさんも勢いよく手を出し、児童らの笑顔もこぼれた。トゥルゥさんは「日本の子どもは元気だね。楽しかった」と話していた。【植田憲尚】
〔但馬版〕
毎日新聞 2009年1月21日 地方版