国体と全日本選手権大会の予選を兼ねた県スキー選手権は第3日の20日、大鰐町の大鰐温泉スキー場で純飛躍と複合前半飛躍、野辺地町のまかど温泉スキー場で男女クラシカルに熱戦を繰り広げた。
 純飛躍は福士和行(陸自青森)がただ一人、2回とも80メートル以上をマークして総合優勝。2位には県内唯一の高校生ジャンパー、黒川友喜(五農高)が入った。複合前半飛躍は福士がトップに立った。
 クラシカルは男子成年Aで、立崎幹人(野辺地高出、早大)が快勝。成年Bは堀井涼(陸自弘前)が制した。女子は少年で山中さつき(東義高)が県高校3冠の実力を見せつけ優勝、総合でも栄冠に輝いた。
【写真説明】純飛躍で2回とも84・5メートルをマークして総合優勝した福士和行(陸自青森)。複合前半飛躍でも1回目に88メートルを出しトップに立つ