戸建て住宅空き巣１００件供述　容疑の中国人ら逮捕

　戸建て住宅を狙って空き巣を繰り返したとして、警視庁は練馬区田柄４丁目、無職曽凱容疑者（３１）＝別の窃盗罪などで起訴＝らいずれも中国籍の男３人を窃盗容疑などで、韓国籍で埼玉県草加市弁天２丁目、無職李秀一容疑者（４６）＝別の窃盗幇助（ほうじょ）罪などで起訴＝を窃盗幇助容疑などで逮捕したと２１日発表した。

　捜査３課によると、４人は関東中心に約１００件の空き巣を供述したといい、被害は約５千万円に上るとみている。宵の閑静な住宅街で無人の住宅を探し出し、ガラスを割って侵入する手口という。

　４人は昨年１１月１４日、埼玉県朝霞市の電気工事業の男性（６３）方に侵入。腕時計など２３点を盗んだ疑いがある。曽容疑者ら３人が侵入し、李容疑者は運転手だったという。