2009-01-20 「定義」と「解釈」は切り離せない
http://d.hatena.ne.jp/wiseler/20090114/p1
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20090119
http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20090114/p1
法律でも条約でも、「定義」というものは一般に包括的に行われる。
当然のことながら、個別の事例というものは多種多様であり、それをすべて例示するわけにはいかない。
「定義」というものは、いわばそれらを全般的に包摂する「投網」のようなものなのだ。
ある特定の目的を達成するために作られる兵器は、素材も様々であり、それに応じて構造も様々でありうる。むろん、技術水準によってもそれは異なってくる。
また科学技術の発達によって、目的は同じでも、それまでにない新たな素材や構造を持った兵器はつねに登場してくる。
そういう新たな素材や構造を持った兵器が登場したとしても、あらかじめ規制の対象としておくためにも、「定義」というのは包括的に行われるのであり、個別の事例をもとに、その素材や構造だけである兵器が特定のカテゴリーに該当するか否かを論じるのは意味がない。問題は、その客観的な機能であり用法である。
しかし、そのような「定義」は包括的であり、具体的ではないため、個別の兵器等については、それが問題の「定義」に該当するかどうかという争いはつねに生じる。
規制を嫌がり、それを使用したい側は、当然ながら、なんのかんのと言っては規制対象に該当しないと主張するだろう。
それだけの話なのであり、そこで論者の立場が問われるのではないのか。
「定義の問題」だからといって、「解釈の問題」が生じないわけではない。
wiseler 2009/01/21 03:16 それだけの話ですか。私は規制をしよう派なのですけれど。
それで、嘘を流す側の立場は問われないのですか?
PledgeCrew 2009/01/21 03:26 いや、だからあなたの言う「嘘」とはなんのことなのですか。
私は解釈の問題だと何度も言ってます。
そして、どのような解釈を取るかが「立場の問題」だということです。
白燐弾に焼夷効果があることはあなたも認めているわけでしょう。
それは、単に通常の砲弾が着弾して火災が起きたというような話ではないですよね。
使用している側が、それは「副次的効果」だといえば、それでおしまいなのですか。
PledgeCrew 2009/01/21 04:01 オブイェクト氏の論法について言えば、科学的知識や兵器に関する知識の不足からくる一部の人の誤りや、
些細な言葉の間違いを誇大に取り上げて、反対派全体を「トンデモ」呼ばわりする、きわめてデマゴギッシュなものだと思いますよ。
そりゃあ地震兵器だの殺人光線だのと言い出せば、全員「トンデモ」扱いされても仕方ないでしょうが、
そういう話ではないですよね。
反対派が条約違反という「デマ」を主張しているために、実際の白燐弾規制が進まないというに至っては、
ただのためにする議論というものでしょう。
Apeman 2009/01/21 08:06 >それで、嘘を流す側の立場は問われないのですか?
「赤十字国際委員会: イスラエル軍が使用した白燐弾は違法ではない」というウソを垂れ流している側の立場はwiselerさんは問わないんですか?
wiseler 2009/01/21 15:48 # PlegeCrewさん
白燐弾がジュネーブ条約で禁止されていて、使用が違法だという嘘です。白燐弾が違法だからどうこうとか言っている人のせいでいつまでたっても規制が進まないんじゃないですかね? はじめから白燐弾を使うのはやめようと言えばいい話じゃないですか。
# Apemanさん
私は他人の立場を問うことなどしていませんので。立場を問うことは上の人におっしゃってください。というか、あの記事は私も目にしましたがただたんにAP通信の記事http://news.yahoo.com/s/ap/20090113/ap_on_re_eu/eu_red_cross_white_phosphorusのタイトルをそのまま翻訳しただけですよね。嘘には見えません。公式発表でもないですしどうでもいい話です。
mojimoji 2009/01/21 16:14 こんにちは。僕はwiselerさんにもApemanさn・PledgeCrewさんにも部分的にシンパシーを感じてますので、こちらでレスさせていただくのにも益があるやもしれません。横レス失礼します。
wiseler さんが言う「白燐弾がジュネーブ条約で禁止されていて、使用が違法だという」は、嘘だと断定できてない、と思います。ジュネーブ条約における兵器の定義を「包括的な」ものだと解釈するならば、既に規制されている、とも言えるわけです。
つまり、道としては二つあって、(1)条約における兵器の定義は「包括的に」解釈することを妥当とし、現在において違法であると主張する、(2)条約における兵義は限定的であるとして、白リン弾を規制対象として直接明記させれば違法になるわけだから、明記するように主張する、どちらもある、というわけです。
だから、「定義を包括的なものとして解釈することは赦されない」のかどうかが問題になります。(1)と(2)のどちらをゆくべきかは、この点に対する答え如何で変わります。
もし、包括的解釈が無理筋なら、(2)を行くべきだし、その際、(1)に拘泥することは、邪魔になるでしょう。「規制されている」ことを前提にした議論があれば、規制しよう、という議論が見えにくくなってしまいますから。ただ、包括的解釈が可能であるならば、これは他の非人道的な兵器に対しても、比較的ストレートに「禁止されている」と主張できる根拠になりうるものなので、その解釈上の原則を大事に守っていく必要があります。その場合には、(2)に乗ることで、そもそも包括的解釈が無理筋であると(暗黙のうちに)前提することになってしまい、それはそれで危険な議論です。
故に、wiselerさんが明らかにすべきは、「包括的な」解釈を採ることが無理筋である、ということです。そうではないならば、「包括的な」解釈を用いて反対するのがよい、と思います。
Apeman 2009/01/21 17:13 wiselerさん
>私は他人の立場を問うことなどしていませんので。
なに言ってるんですか。あなたは他人の主張を「嘘」だと言って回ってるわけじゃないですか。なのに、あなたの論拠に密接に関わる「嘘」を放置するのか? とたずねているのですよ。
>http://news.yahoo.com/s/ap/20090113/ap_on_re_eu/eu_red_cross_white_phosphorusのタイトルをそのまま翻訳しただけですよね。
いいえ、違いますよ。タイトルを「翻訳」すれば「白燐弾の使用、非合法でない」です。しかも記事のリードを読めば、「証拠」がないから illegal という判断は(現時点では)下さない、という話であることはすぐに分かります。これをもって「赤十字の専門家が白燐弾を合法だと認めた」と主張するのは「嘘」でしょう。
PledgeCrew 2009/01/21 17:16 wiselerさん
条約の議定書に「化学兵器」としてあげられている成分は、あくまでも例示ですよね。
それだけに限られるわけではありません。例示されている分については明確に禁止されており、査察対象にもなっています。しかし、そうでないから禁止されていないということにはなりません。
>これらの表は、第二条1(a)に規定する化学兵器の定義を構成するものではない。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/mt/19930113.T2J.html
ですから、mojimojiさんもおっしゃてるように、問題はまず白燐がそこでの毒物の定義に該当するかどうかです。それは条約と兵器の双方の解釈と判断の問題になります。なお今まで使用例があり、各国がいまだ例示による禁止に合意していないとしても、除外するということで明確に合意しない限り、定義に該当しないということにはなりません。何らかの具体的で明確な判断がなされない限り、解釈の余地はつねにあります。それとも、すでにそういう判断がなされているのでしょうか。
そもそも白燐弾を問題視する声は以前からあるわけですし、なにが定義に該当するかの判断は時代と国際世論の動きによっても変わるものです。法による「定義」というものは、そういうものです。ですから、「条約違反」を主張することが、即「嘘」だとか「デマ」だとかいうことにはならないでしょう。その点では、オブイェクト氏のほうが勇み足をしていると思います。
それに、そもそも白燐弾が焼夷兵器に該当するなら、成分にかかわらず禁止兵器に該当するわけですね。そして、それもまた解釈の問題です。そもそも白燐弾に焼夷効果があることは誰もが認める事実なわけですから。なので、あなたが「嘘」だというのは自由ですが、それはあなたの「意見」に過ぎないと言っているのです。
>白燐弾が違法だからどうこうとか言っている人のせいでいつまでたっても規制が進まないんじゃないですかね
それはただの筋違いの論難というものでしょう。普通に考えれば、「違法」という声が強まれば、当然具体的で明示的な禁止措置を取る方向に動くものでしょう。現状がそうなってないことについては、詳しいことは知りません。しかし、アメリカやイスラエルに限らず、コストの問題とか毒性や焼夷効果のない代替兵器の問題とか、どの国にもそれぞれいろいろな思惑というものがあるのではないでしょうか。
wiseler 2009/01/21 18:30 # Apemanさん
> なに言ってるんですか。あなたは他人の主張を「嘘」だと言って回ってるわけじゃないですか。なのに、あなたの論拠に密接に関わる「嘘」を放置するのか? とたずねているのですよ。
あの記事は私の論拠に密接に関わらないからです。その問いは私の立場を問われているので、次にはどうぞ別の立場の方も問われてください。
> いいえ、違いますよ。タイトルを「翻訳」すれば「白燐弾の使用、非合法でない」です。しかも記事のリードを読めば、「証拠」がないから illegal という判断は(現時点では)下さない、という話であることはすぐに分かります。これをもって「赤十字の専門家が白燐弾を合法だと認めた」と主張するのは「嘘」でしょう。
その様な内容の話であることは記事を読めばわかりますし (コメント欄にも書いてあります)、出典元も記載されています。現にApemanさんはその記事を読んで合法だと断定していないと判断されているじゃないですか。その上、記事の見出しをもってnot illegalを合法と煽動的に訳したところで明確なうそではないですね。翻訳には良くあることです。ともかく、記事を書かれた方にでも質問されたらどうですか。私が書いたわけではないですので。
# PledgeCrewさんとmojimojiさん
私の書き足らずで誤解されているようです。私が言っているのは白燐弾が焼夷兵器の禁止に該当しない、ということです。http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/mt/19801010.T4J.html
> ですから、mojimojiさんもおっしゃてるように、問題はまず白燐がそこでの毒物の定義に該当するかどうかです。それは条約と兵器の双方の解釈と判断の問題になります。なお今まで使用例があり、各国がいまだ例示による禁止に合意していないとしても、除外するということで明確に合意しない限り、定義に該当しないということにはなりません。何らかの具体的で明確な判断がなされない限り、解釈の余地はつねにあります。それとも、すでにそういう判断がなされているのでしょうか。
各国 (例えばアメリカ軍、自衛隊、人民解放軍など) が白燐弾を保有使用している時点で、いま使用されている白燐弾に関しては判断がなされてるんですよ。mojimojiさんの言葉を借りれば「無理筋」です。世界中の軍隊が条約にしたがって開発した兵器を違法と言えますでしょうか。その状況を踏まえても解釈の余地があり、条約違反にできると主張されるなら結構なんです。私はあらたな白燐弾規制の法案を作ったほうが円滑に進むし定義も明確になると思いますが。PledgeCrewさんのおっしゃっているのは弾丸だって明示的に使用が禁止されないから解釈によって違法に出来ると述べていることと同じで、あんまり意味はないと思います。
> そもそも白燐弾を問題視する声は以前からあるわけですし、なにが定義に該当するかの判断は時代と国際世論の動きによっても変わるものです。法による「定義」というものは、そういうものです。ですから、「条約違反」を主張することが、即「嘘」だとか「デマ」だとかいうことにはならないでしょう。その点では、オブイェクト氏のほうが勇み足をしていると思います。
条約違反のうたがいを主張することが問題ではなくて、条約の文言をもとに違法であると断言していることが嘘なんです。
> それに、そもそも白燐弾が焼夷兵器に該当するなら、成分にかかわらず禁止兵器に該当するわけですね。そして、それもまた解釈の問題です。そもそも白燐弾に焼夷効果があることは誰もが認める事実なわけですから。なので、あなたが「嘘」だというのは自由ですが、それはあなたの「意見」に過ぎないと言っているのです。
なぜそれが焼夷兵器に該当しないかを説明しているのですが。
> それはただの筋違いの論難というものでしょう。普通に考えれば、「違法」という声が強まれば、当然具体的で明示的な禁止措置を取る方向に動くものでしょう。現状がそうなってないことについては、詳しいことは知りません。しかし、アメリカやイスラエルに限らず、コストの問題とか毒性や焼夷効果のない代替兵器の問題とか、どの国にもそれぞれいろいろな思惑というものがあるのではないでしょうか。
その理由は、白燐弾が長い間使われてきたという歴史的経緯によります。白燐弾の代替兵器は存在しますので、白燐弾が規制されてもほとんどの軍隊で問題はありません。
mojimoji 2009/01/21 19:09 wiseler>条約違反のうたがいを主張することが問題ではなくて、条約の文言をもとに違法であると断言していることが嘘なんです。
は、わりとわかりやすい指摘かな、と思いました。
Apeman 2009/01/21 21:32 こりゃ思ったよりも軍オタの毒が回ってるようですね。
mojimojiさん、「違法であると断言」=「嘘」が「わかりやすい」なら、「合法であると断言」も「嘘」でないとおかしいんではないですか?
PledgeCrew 2009/01/21 23:06 通常の弾丸や砲弾なら、禁止兵器のどのカテゴリーにも入る恐れはないでしょうから、明示的な判断などそもそも不要というものでしょう。問題は、白燐が有毒物質であるということと、白燐弾が焼夷効果を持っているということです。これは誰も否定できない事実ですね。
である以上、個別的で明確な禁止措置が取られてないからといって、オブイェクト氏のように即座に「合法」だと主張するのも勇み足ではないかと思います。むろん、保有している国や使用している国はそう言うでしょうが、明確な合意がなければ、そこはやはり問題ありというべきでしょう。
現在、各国間で明確な合意がないことにどういう事情があるのかは知りません。最終的な判断は本来そこで決着をつけるべきでしょうが、そこが曖昧な現状としては、民間機関や民間人などが条約での禁止兵器に該当すると主張するのは十分に意味あることであり、別に「デマ」だとか「嘘を流す」などと非難されることではないと思います。
そもそも同盟関係などなくとも、軍というのは、いわばみなお互い様の関係にあり、基本的には兵器規制に対して消極的なものでしょう。とりわけ、それがすでに多くの国によって大量に保有されているとなると。だからこそ、非政府的な民間機関や民間人等が、その条約違反を主張することには十分な意義があるのではということです。
gokinozaurusu 2009/01/21 23:11 これは是非とも国籍法改正のとき途中で逃げた連中に見せてやりたいなあ。
こういうやり方もあったんだぞ、と。
一部の人の誤り、解釈の問題、ことごとくあの件で
主張される可能性がありつつも主張されなかったものとかぶる……。
PledgeCrew 2009/01/21 23:12 むろん、民間人や民間機関がいくら違法性を主張し指摘しても、それだけでは強制力はありませんけどね。
PledgeCrew 2009/01/21 23:14 gokinozaurusuさん
何のことか良く分かりませんが。
gokinozaurusu 2009/01/21 23:23 本来規制すべきなら規制のための運動をすべきなのに、
すでに違法、超兵器、といったデマを間接的にせよ擁護する時点で
デマに完全に踊らされてますね。
むしろこのデマの真の狙いはこれにあるんじゃないかとすら思えます。
JSF氏にせよ、はっきりと「しかるべきやり方で規制されるならそうすべき」と言ってますしね。
つーか彼はどう見ても
「大麻を吸うと幻覚が見える! 精神病になる! 世界中で犯罪だ!」
と言う人を見かけたので
「幻覚とかねーよww精神病もねーwつーか欧米じゃ合法の国もあれば医療用大麻もあるしww」
という反論をしたようにしか見えません(ヤク中な例えでサーセン)
これに政治的意図を必死で読み取ろうとしたり(お前も吸いたいからだろう)、
デマからすべてを否定しようとしていると誤読したり……(覚醒剤を使用して人を殺す人間を擁護する気か!)
実に滑稽です。学問の徒なら、単純に自分の専門学に関する他人の嘘を許せない気持ちはわかると思うんですが……。
国籍改正法案絡みでデマをコピペし続けた彼らがどのような評判を得、
どのような批判をされたかよーくご存じの方が、このような失態を
おかすのはなぜなのか、うーん。これはいいサンプルだなあ。
gokinozaurusu 2009/01/21 23:26 このあたりを読めばわかるのでは?
http://d.hatena.ne.jp/gokinozaurusu/20090118/1232256716
PledgeCrew 2009/01/21 23:37 どうも。
たしかに、特撮番組で出てくるような「一瞬で人を溶かす超兵器!」などと言う人がいたら、トンデモ扱いされても仕方ないとは思いますよ。
uchya_x 2009/01/22 00:16 D_Amonさんことろのブクマコメントでも書いたけれど、花火を人に向けはいけませんといわれいるのに、人に向けて花火をしている馬鹿が続出しているというのに「それはただの花火ですよ?」なんて言ってどうなるの?
花火を禁止されたくないならばそうじゃなくて、「おまえら花火を人に向けるんじゃない」と言うべきじゃないのか? あんたら向けるべき矛先を間違えてるよ。
uchya_x 2009/01/22 00:24 白燐弾が焼夷弾として使われていたというのは事実。
白燐弾に焼夷効果があるというのも事実。
白燐弾による(であろうと推測される)被害が発生しているという報道があったことも事実。
イスラエル軍が白燐弾による被害を防ごうとしていない、というのもほぼ事実。
なのに、白燐弾の使用はジュネーブ条約違反である、という主張は「嘘」と断言できるの? それはいったいどういうロジックなのだ?
うさぎ 2009/01/22 00:24 wiselerさん、向こうではD_Amonさんとのやりとりでお忙しいだろうから、ここで。そして
>gokinozaurusuさん
自然科学を専らとする人間として今回の騒ぎで白燐弾に対して擁護する人々の一部に強い不快感を覚えました。有毒の物質をあたかも無毒であるかのように書く連中は燐が体の内部で燃えて体を蝕む、等と言う意味不明の記事を書く者と同様唾棄すべき連中である事はご理解いただけると思います。
で、科学者として真摯に言える事は、本当の専門家でもない我々(私がwiselerさんよりは化学知識があることはwiselerさんの所を読んで分かりましたが所詮専門家ではない)が問題の兵器について評価できる立場には無い、ということです。
ただそれでもある人々は有毒性が強すぎる(素人ながら私もそういう感想を持っている)と思い、別の人々はそう思わない、ということで、これ以上議論して意味があるとすれば、それぞれの主張するifを認めた上で将来的にどう条約を変えていく事になるか想像する程度でしょう。
李 2009/01/22 00:25 花火を化学兵器だと言い張るバカがいれば、そこを否定するのは当然ですね。