与那原町港区と板良敷で18日、不発弾2発の処理作業が実施された。不発弾から半径約150メートル以内に住む68世帯219人が避難し、処理は無事に終了した。2人が重軽傷を負った糸満市不発弾爆発事故後、初めての処理作業で、住民は不安を抱えながらの避難となった。
また那覇市首里大名町の若夏学院でも工事中に不発弾1発が見つかり、現場から運び出された。
与那原町で処理された2発は米国製5インチ艦砲弾。板良敷のものは4月に民間人が畑をショベルカーで耕していた際に見つけた。港区のものは5月の道路工事中に発見された。2発とも発見場所で保管していた。
避難場所の港区コミュニティーセンターには3人が訪れ、不安な表情を見せた。屋比久静子さん(74)は「びっくりしている。発見場所はウオーキングする人が多いのでびっくりした。糸満で事故があったばかりなので、とても怖い」と話した。
一方、若夏学院では午前10時半ごろ、改修工事中に不発弾1発が見つかった。火薬が抜けて爆発の危険性がなかったため、不発弾処理隊がすぐに現場から運び出した。見つかったのは5インチ艦砲弾とみられる。
ショベルカーで不発弾を掘り出した男性は「この工事中に5、6発は見つかっている。磁気探査をしたのにどんどん出てくるので、心配だ」と話した。
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