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政府(厚労省他)


09年度がん対策予算案は237億円

 緩和ケア研修の充実やがん検診の受診率向上など、がん対策のさらなる強化を目指すため、厚生労働省は2009年度予算案に、前年度当初から1億1000万円増の236億8000万円を計上している。

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 専門医を育成するための「がん専門医臨床研修モデル事業」(新規事業)に3億8000万円、がん登録を推進するための「がん診療連携拠点病院機能強化事業」に54億1000万円、女性特有のがんの予防を推進するための「女性の健康支援対策事業委託費」に3億5000万円をそれぞれ計上した。

 がん検診の受診率向上を目的とした新規事業は、▽がん検診受診向上企業連携推進事業▽がん検診受診促進企業連携委託事業▽都道府県がん対策重点推進事業▽がん検診受診向上指導事業―の4つで、それぞれ9000万円、2億8000万円、9億4000万円、1億1000万円を計上した。

 また、がん診療に携わるすべての医師が緩和ケア研修を受講できるよう、研修会の回数を増やし、全国各地で開催する。実施主体が都道府県の場合は「都道府県がん対策重点推進事業」の対象事業に、がん診療連携拠点病院の場合は「がん診療連携拠点病院機能強化事業」の対象事業となる。


更新:2009/01/20 22:03   キャリアブレイン

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