【ソウル12日時事】韓国の聯合ニュースは12日、米国で20日に予定されるオバマ次期大統領の就任式に際し、北朝鮮が金桂冠外務次官の訪米を打診したが、米国側が拒否したと報じた。外交筋によると、北朝鮮は昨年12月中旬にニューヨークの国連代表部を通じ、米国側に訪米計画を伝えたという。
北朝鮮が訪米を打診した時期は、同月に開かれた核問題をめぐる6カ国協議が物別れに終わった直後とされる。背景には、オバマ新政権発足に合わせて、米国との関係改善を積極的に推進したいとの思惑があったとみられる。
時事ドットコム:北高官の訪問、米が拒否=大統領就任式で打診−韓国通信社