記事入力 : 2009/01/21 11:23:07
オバマ新政権:日本通と中国通が布陣(上)
韓半島よりも日・中優先か
東アジア・太平洋担当のカート・キャンベル国務次官補、アジア・太平洋担当のウォーレス・グレッグソン国防次官補、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア担当のジェフリー・ベーダー選任補佐官。20日に発足したオバマ政権の韓半島(朝鮮半島)政策は、各分野における外交安保の専門家、元軍将校、元外交官という「3人の次官補クラス」にかかっているといっても過言ではない。彼らは各分野における韓半島関連業務を管轄する責任者として、クリントン国務長官、ゲーツ国防長官、ジョーンズ国家安保補佐官による韓半島政策を立案する役割を果たすようになる。
◆韓半島関連の3人に注目
ワシントンの外交筋は「外交安保分野におけるオバマ政権の優先順位は、現時点では中東問題とイラク・アフガニスタン問題に集中しており、そのためこの3人がどのように政策を調整していくかによって韓半島政策の輪郭が変わってくる」と分析している。
キャンベル次官補はオックスフォード大学で博士号を取得した外交安保分野の専門家だ。クリントン元政権では国防部アジア太平洋担当副次官補を務め、韓半島問題にも従事した。2007年に民主党に近いシンクタンク「新米国安全保障研究所(CNAS)」を設立し、民主党への政権交代の必要性を外交安保分野で理論づけてきた。キャンベル次官補は2006年、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権とブッシュ政権の関係について、「率直に言って心配だ。王と王妃が結婚生活に嫌気がさし、実際にはそれぞれの生活をしながらも、表面的にはうまく繕って大衆に手を振っているようだ」と指摘している。また前任者のヒル前国務次官補については、「日本と中国の問題を軽視した」という批判的な見方を持っている。
ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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