21日午前4時15分ごろ、東京都新宿区西落合1の路上で、近くの男性会社員(39)が腹から血を流して倒れているのを通行人が見つけ119番した。警視庁戸塚署によると、男性は重傷だが、命に別条はない。男性は「知らない人に突然刺された」と話しており、同署は殺人未遂容疑で捜査している。
同署によると、男性は自宅からコンビニに買い物に行く途中だった。現場から数メートル離れた路上に血が付いた洋包丁(刃渡り18.5センチ)が落ちていた。男性は逃げた人物について「一切記憶がない」と説明。刺された時間は「午前3時45分ごろ」と話しているという。
現場は地下鉄都営大江戸線落合南長崎駅から南西に約300メートルの住宅街。普段から人通りは少ない。【神澤龍二】
毎日新聞 2009年1月21日 10時57分(最終更新 1月21日 11時02分)