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2009年1月20日(火) 19:10 |
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介護施設が「受け皿」の動き
派遣社員の雇用打ち切りなど雇用不安が広がる中、全国的に職を失った人々の再就職先、受け皿の一つとして老人ホームなどの介護施設が注目されています。岡山県でも少しずつ動きが出てきています。
倉敷市の特別養護老人ホームで、19日から派遣社員として働き始めた渡辺朋子さんと藤原三鈴さん。 これまでに渡辺さんは4年間、藤原さんは1年半、それぞれ別の自動車部品製造業の会社で派遣社員として働いていました。 しかし去年の12月、業績の悪化による人員削減を理由に、派遣契約を打ち切られ解雇されました。 その後人材派遣会社の紹介で、老人ホームで再就職しました。 老人ホームで働き始めた2人、ともに介護の仕事をするのは初めてです。今は先輩の介護士から仕事を学ぶ日々ですが、経験を積み、正職員として働きたいと話します。 2人を採用した老人ホームでは人手不足が続いており、人材の確保に向けて求人を増やしていく方針です。 しかし介護の仕事は重労働のためか、かなかなか採用が決まらないのが現状だと言います。 派遣切りにあった人々の受け皿として全国で注目されている介護施設。岡山県でも人材を求めている介護施設は多く、今後も求人の動きが出てくると思われます。
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