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【静岡】医師確保に4億6500万円 県予算案方針2009年1月21日 奨学金や手当など前年度の2倍以上深刻化する医師不足に対応するため、県は2009年度当初予算案の医師確保対策事業費に、約4億6500万円を計上する方針を固めた。前年度の当初予算約2億200万円の2倍以上となる。 国の補助事業を取り入れながら、既存の事業を拡充するなどし、医師・研修医の確保や離職防止に努める。 医学生に奨学金を出し、県内の公的病院で一定期間勤務すれば返済を免除する。病院が支払う救急勤務医手当への助成や、分娩(ぶんべん)手当への助成を行う。 また、結婚や出産後の女性医の職場復帰を促すため、短時間勤務の医師を正規雇用した病院に、その医師の仕事をカバーする代替医の人件費を補助する。 国の補助金などを除いた実質的な県の負担額は、前年度比約1億3000万円増の約3億3400万円となる。
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