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教育

共同で研修医教育 道内3医大 医師流出歯止め図る 09年度内(01/21 07:19)

 北大医学部と札幌医大、旭川医大の道内三医大は、それぞれ独自に研修医の教育を行ってきた計百七十八の関連病院を共有化し、共同で医師を育成するプロジェクトに着手した。研修メニューを多様化させることで、道外都市部の民間病院への研修医流出を止め、研修後も道内での定着を図る。特に、医師不足が深刻な産婦人科が先行して協議を進めており、早ければ二〇〇九年度内にも開始する。

 同プロジェクトは「教育病院共有化による地域大学循環型専門研修プログラム」(事業責任者・近藤哲北大病院第二外科教授)。本年度から五年間、文部科学省の補助事業に選定された。同省は「研修病院の共有化は全国でも例がない」(医学教育課)としている。

 かつて医学部生は大学卒業と同時に、志望する診療科の講座(医局)に研修医として入り、医局人事で傘下の関連病院へ派遣されていた。しかし、研修医が研修先を選べる新臨床研修制度(二年間)の〇四年度導入で大学に研修医が残らず、地方病院から医師を引き揚げる原因となった。

 プロジェクトには三大学病院の全六十七診療科が参加。既に各大学の研修責任者らによる組織を発足させ、関連病院への研修医の派遣手順や定員調整など、新制度の枠組みづくりを進めている。

 産婦人科以外の部門でも一〇年度から実施する方針。補助金は年一億円で、専任教員の人件費や研修医の旅費に充てる。

 北大病院婦人科の桜木範明教授は「道内の医療崩壊を防ぐためには、研修後も医師を道内に定着させることが必要。三大学が協力し、多様な研修メニューをそろえたい」と話している。

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