2009年1月20日 20時38分更新
藤の名所として知られる岡山県和気町の「藤公園」で、中国で公園の管理を担当している職員たちが美しい花を咲かせるための枝のせんていの仕方を学びました。
せんていの仕方を学んだのは、中国・上海市の郊外にある嘉定区で公園管理の仕事をしている職員5人です。
和気町は、10年ほど前、友好都市の提携を結んでいる嘉定区に町のシンボルである藤の木をおよそ100本贈り、嘉定区では地元の公園に植えて育てています。
しかしここ数年、花が咲かない状態が続いているため、区の職員たちが、せんていの仕方を学んで花を咲かせようと和気町を訪れたということです。
和気町の藤公園では、今月上旬から藤の枝のせんてい作業が行われていて、中国の職員たちは造園業者らといっしょに作業に加わり、はさみを使って余分な枝を切り落としていました。
職員たちは、21日中国に帰り、今回学んだせんていの技術を生かして和気町から贈ってもらった藤の世話を続けることにしています。