埼玉県川口市で、走行中の自転車から傘で歩行者の頭を次々と殴ったとして、少年ら8人が逮捕されました。少年らはこの行為を「面打ち」と呼んでいました。
暴行などの疑いで逮捕されたのは、川口市内の中学校に通う15歳の少年ら8人です。
調べによりますと少年らは去年12月、自転車4台に分乗し、後方から歩行者に近づいて「メーン」などと叫びながら傘で次々と頭などを殴り、会社員の女性ら5人に軽いけがをさせた疑いがもたれています。
少年らはこの行為を「面打ち」と呼び、自転車に2人乗りして荷台に座った少年が傘で叩いていたということです。
調べに対し少年らは、「相手の反応を見て盛り上がるからやった」「たたいて逃げるスリルがあった」などと供述していると言うことです。
埼玉県警は、他にも少年らが「面打ち」を行っていた可能性もあると見て調べています。(20日18:26)