首都圏放送センター

2009年1月21日 7時31分更新

横田基地で事務所全焼


20日夜、東京・多摩地区にあるアメリカ軍の横田基地で火事があり事務所1棟、およそ3700平方メートルが全焼しましたが、けが人はいませんでした。

20日午後6時半ごろ東京・多摩地区の横田基地にある「国防財務会計事務所」の建物から火が出て燃え広がりました。
アメリカ軍横田基地の自衛消防隊と、アメリカ軍から要請を受けて出動した東京消防庁が消火にあたりましたが、福生市の区域にある平屋建ての事務所1棟、およそ3700平方メートルが全焼しました。
この火事でけがをした人はおらず、警視庁によりますと横田基地に近い福生市の国道16号線沿いの住宅地などにも影響はありませんでした。
アメリカ軍によりますと火は、まだ完全には消えていませんが、ほかの建物などに延焼するおそれはないということです。
焼けた建物は1948年に建築されたもので、アメリカ軍関係者の給料支払いなどを行う部署の事務所として使われていて、火が出たとき、業務は終了して職員は全員、帰った後だったということです。アメリカ軍によりますとこれまでのところテロや放火などの情報は無いということで、アメリカ軍は現場を詳しく調べて火事の原因を明らかにすることにしています。