韓国・釜山市との行政交流都市締結20周年を記念して2009年を「福岡‐釜山友情年」としている福岡市は20日、釜山市とともに展開する周年事業のロゴマークを発表した。
友情年の「情」の文字を強調したデザインは、両市共同の観光キャンペーン「釜山・福岡アジアゲートウェイ2011」のロゴと共通。吉田宏市長は同日の定例会見で「情に厚い両市民を象徴したロゴマークを活用し、国境をまたいだ都市間連携をさらに深める」と述べた。
福岡市は、中国・広州市との友好都市30周年、マレーシア・イポー市との姉妹都市20周年のロゴも発表。友好ムードの盛り上げのため、いずれも周年記念事業のポスターなどに用いる。
2月2日に釜山市で開く友情年記念式典は、両市長のスピーチをはじめ、経済団体の福岡、釜山両商工会議所の姉妹関係締結、文化団体の福岡文化連盟と韓国芸総釜山市連合の交流協定調印など、幅広い分野で交流を予定している。
両市は1989年10月、行政交流都市を締結。2007年2月に姉妹都市となった。
=2009/01/20付 西日本新聞夕刊=