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西松建設前社長を逮捕 外為法違反の共犯容疑 東京地検

2009年1月20日20時40分

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 準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の裏金問題を捜査している東京地検特捜部は20日、同社前社長の国沢幹雄容疑者(70)が海外から裏金7千万円を不正に日本に持ち込んだことに関与していた疑いが強まったとして、外国為替及び外国貿易法(外為法)違反の容疑で逮捕した。同社トップの逮捕により、特捜部は、国内外で作られた20億円超の裏金の使途など全容解明を目指す。

 特捜部は今月14日、香港の銀行口座などに集めていた西松建設の裏金の中から06年2月〜07年8月に計7千万円を、税関手続きを経ないまま5回に分けて不正に日本に持ち込んだとして、同社の海外担当だった元副社長の藤巻恵次容疑者(68)らを外為法違反容疑で逮捕した。

 国沢前社長は、この不正持ち込みについて、関与していた疑い。

 特捜部は15日に、不正持ち込み事件の参考人として、国沢前社長を事情聴取していた。

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