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竹内、日本選手初の入賞にも不満/スノーボード

2009.1.20 19:19
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竹内、日本選手初の入賞にも不満/スノーボード
女子パラレル大回転でメダルを逃し4位となり、両手で顔を覆う竹内智香=韓国・江原(共同)【フォト】

 スノーボードのアルペン種目で日本選手初の入賞を果たした竹内は気丈に言った。「快挙かもしれないけど、わたしにはそういう考えは一切ない。悔しいという言葉以外は出てこない」と、世界を見据える意識の高さを示した。

 今月上旬のワールドカップ(W杯)で2戦連続2位に入った実力を発揮して危なげなく勝ち進んだが、準決勝でアクシデントに見舞われた。

 6日のW杯パラレル大回転決勝で敗れたギュンターとの対戦。雪辱を狙ったが、1本目のスタート直後に右足のバックルが外れた。序盤の緩斜面から出遅れ、実力者に0秒17差をつけられた。2本目は攻めていったが、急斜面でバランスを崩して盛り返せなかった。

 五輪2大会を経験、25歳となった竹内は「用具のせいじゃない。自分の実力が足りなかった」と言い訳しなかった。3位決定戦も雪に板を取られて失速したが、硬い斜面に2日前の雪が乗ったコースに、有力選手が次々と敗れた条件下でもベスト4に入ったことは地力がついた証明といえる。

 この1年半は海外に拠点を移し、強豪スイス代表と練習を積む。メダルは逃したが「コンスタントに力が出せるようになってきた。自信はついている」と手応えを口にした。(共同)

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