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妙高・三田原山の不明者救助
19日午前9時前、妙高署に「18日に日帰りで妙高市の三田原山に山スキーに行った知人が戻らない」と届け出があり、同署などが捜索しようとしたところ、行方不明だった男女3人から連絡があり、同日午後2時すぎ、自力で下山中に無事救助された。3人にけがはなかった。
救助されたのは、三条市直江町、会社員若林幸雄さん(58)と若林さんの妹で同所、会社員千恵子さん(55)、同市神明町、自営業飯野隆さん(58)。
3人は18日、妙高市の妙高杉ノ原スキー場三田原ゲレンデ山頂から、ゲレンデ外の三田原山(2、360メートル)を目指し山スキーに出発。天候は良かったが下山時に沢を間違え、笹ケ峰高原方面に下りてしまい、笹ケ峰ダム近くの小屋で一泊した。
同署などが19日、天候の回復を待ち救助に向かおうとしたところ、幸雄さんが携帯電話で無事を伝えた。雪上車で救助に向かった署員らが県道を下山中の3人を発見した。幸雄さんは「自分たちの不注意で多くの人に迷惑を掛け、本当に申し訳ない」と話した。
新潟日報2009年1月19日
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