佐久市議会全員協議会が19日開かれ、難航している佐久総合病院分離移転問題について、市側から先に行われた県と厚生連、同市による3者協議の内容が説明された。
全協は非公開で行われ、議員らによると、3者協議では佐久市側が、新たに旧佐久市内の2カ所の移転候補地を提案。1カ所は同病院美里分院に隣接する同市鍛冶屋、高柳地域の農地。もう1カ所は建設が進む中部横断道佐久南インター(IC、仮称)出口周辺の同市桜井地域の農地で、いずれも約13ヘクタールの面積が確保できる。厚生連側は検討のため2案を持ち帰ったという。
佐久南IC周辺の候補地は、厚生連が同市中込のツガミ工場の工業専用地域の用地を取得する以前、移転先として検討された。同市は昨年7月、今回の2カ所と違う旧臼田地区内の候補地3カ所を提案したが、病院側は「南に寄り過ぎている」と断った。【藤澤正和】
毎日新聞 2009年1月20日 地方版