横浜市栄消防署の救急隊が出動先を間違えたため搬送が遅れ、80代後半の女性患者が死亡
横浜市で、救急隊が出動先を間違えたため搬送が遅れ、女性患者が死亡していたことがわかった。
横浜市は「(出動場所を)別の場所と間違えまして、現場到着が遅れてしまったと」と話した。
死亡したのは、横浜市港南区の80代後半の女性で、19日午後1時ごろ、家族から連絡を受けた医師が「呼吸がおかしい」と、119番通報した。
出動した栄消防署の救急隊が住所を間違えたため、通報から病院搬送までおよそ40分かかり、女性は搬送後、心筋梗塞(こうそく)で死亡したという。
横浜市は「ご家族におわびし、2度とこのようなことがないよう徹底してまいります」とコメントしていて、今後、搬送の遅れと死亡との因果関係を検証する方針。
(01/20 00:12)