KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2009年1月20日(火)の KCT TVニュースから]

ねじ干し大根づくり(倉敷市)

きょう1月20日は大寒、一年のうちで最も寒い時期ですが、この時期ならではの風景があります。
大寒に大根。だじゃれみたいですが、大寒のころは、大根干しに最も適しています。倉敷市船穂町の北谷にある井木昇さんの畑では、ねじ干し大根づくりが行われています。ねじ干し大根とは、冬の保存食で、寒風にさらして乾燥させ、ハリハリ漬けや味噌汁の具などに使います。現在は、大根をそのままの状態で干していますが、さらに乾燥してくると、大根を細く裂いてひも状になるまで乾燥させるそうです。寒くて晴れ間が多いほど良質のねじ干し大根になるそうです。

倉敷民藝館賞授賞式(倉敷市)

実用的な工芸品である民藝の存続や発展に寄与した個人や団体に贈られる倉敷民藝館賞の授賞式が、倉敷民藝館でありました。
今年の受賞者となったのは、倉敷市粒江に工房を構える倉敷ガラスの小谷栄次さんです。民藝館の特設ギャラリーで開かれた授賞式には、県内外の民藝館関係者や近隣の美術館関係者などおよそ50人が集まりました。式では倉敷民藝館の安井昭夫館長から、今回の受賞理由が述べられ、小谷さんに、記念の賞状と賞金が贈られました。小谷さんは、吹きガラス職人、小谷真三さんの長男として生まれ、20年前にガラスの道へと進みました。その後、師匠でもある父、真三さんが生み出したスタジオガラスの技を守り抜くべく、親子2代でガラス食器を作り続けています。親子といえども、父、真三さんの指導は厳しく、窯からガラスを取り出す「玉取り」という基本作業を何年も続けるなど、ガラス作りを体全体で覚えてきたそうです。小谷さんは、現在、倉敷市内の専門学校で講師を務める一方で国内各地で個展を開くなど、吹きガラス職人として、その活躍の裾野を広めています。倉敷民藝館賞は、倉敷民藝館の外村吉之介初代館長の業績を称え、平成5年に設けられました。賞は、民芸品の製作や、職人の育成などに力を注ぐ個人や団体に対し贈られているもので、今回が8回目の受賞式授賞式となります。そして、倉敷民藝館では、今回の受賞を記念して小谷栄次さんが作る倉敷ガラスの作品展が今日から開かれています。民藝館の一角に設けられた展示ギャラリーには、小谷さんが作った食器ガラス70種類、およそ650点が並びました。栄次さんの作品は、小鉢やコップ、酒器など、用途の種類が多く、どれも実用的なガラス製品ばかりです。父、真三さんと同じく、澄んだ青色や透明な色をした器は滑らかな流線を帯びた形をしていて、倉敷ガラスの特徴を受け継いでいます。しかし、一方で、ガラスの縁や取っ手の部分にワンポイントで、鮮やかな色を加えるなど、栄次さん独特の作風も見て取ることができます。この、倉敷民藝館賞の受賞を記念した小谷栄次さんのガラス展示即売会は、今週の日曜日、25日まで、倉敷市中央の倉敷民藝館で開かれています。

倉敷女性まつり(倉敷市)

女性を取り巻く課題について考える、倉敷女性まつりが倉敷市芸文館で開かれました。
倉敷市婦人協議会と、倉敷市教育委員会が毎年開いているもので、今年で16回目です。今回は、「はばたけ未来に!広げよう女性の輪を!」をテーマに記念講演やバザーが行われました。オープニングは、船穂婦人協議会による踊り、ひとひらの雪などが披露されました。倉敷市婦人協議会会長の土屋紀子さんが、「男女協同参画の大切さを多くの人に知ってもらいたい。今後も地域の活性化に向けてより一層頑張りたい」と挨拶し、倉敷市の伊東香織市長が祝辞を述べました。このあと、スーパー主夫として活躍する山田亮さんが、「きっと毎日が楽しくなる!心地いい家族のカタチ」と題して記念講演しました。山田さんは、大学の助手をしていた和子さんと結婚しました。仕事の忙しい妻・和子さんに代わって、家事や育児を全てこなしています。ホームページに綴った、家事や育児記録が新聞社の目にとまり、スーパー主夫として連載するなど、活躍しています。山田さんは、講演の中で、男性も女性も一人ひとりが自立することが重要と話しました。自立するためには、男性も家事に参加することが必要だと話しました。初心者のための「プチ家事」として服を裏返しにしないでキチンと脱ぐ、食べ終わった皿は、すぐに片付けるなど、今日すぐに始められることを具体的にアドバイスしていました。訪れた人は、山田さんのユーモア溢れた話に熱心に耳を傾けていました。

河川愛護絵手紙で倉敷東小・高島裕太くんに特別賞(倉敷市)

「河川愛護月間」絵手紙の審査員特別賞を受賞した倉敷市立倉敷東小学校6年の高島裕太くんに国土交通省から表彰状が伝達されました。
今年度の「河川愛護月間」絵手紙の募集には全国各地から2202点の応募があり、岡山県内からは9人が受賞。そのうち、3人が倉敷東小学校から選ばれました。特にこれまで岡山県内からは奨励賞以上の受賞者はなく、高島くんは県内で初めて審査員特別賞に選ばれました。きょうの伝達式では奨励賞に選ばれた4年生の目黒達之くんと5年生の難波そよ子さんにも国土交通省岡山河川事務所の平川雅文副所長から表彰状と記念品が贈られました。「河川愛護月間」絵手紙は7月の河川愛護月間の活動の一環として国土交通省が平成18年度から全国の小中学生、高校生、一般を対象に実施しています。全国で選ばれた入賞作品120点は来年度の河川愛護月間にポスターやチラシとして使用される予定です。

総社市常盤公園 公共事業の進捗知らせるHP(総社市)

総社市常盤地区に建設が進められている防災機能を持つ公園について、この公共事業の進捗状況を知らせるホームページがきょうから公開されました。
きょうから公開されたホームページでは防災機能を持つ公園建設の進捗状況を見ることができます。このホームページは平成19年から総社市と岡山県立大学が共同で行っている常盤公園建設プロジェクトの一環です。プロジェクトではこれまでに防災公園としての位置づけを知ってもらうためのワークショップを開いたり、地元の小学生に公園をデザインしてもらったり公共事業に対する理解を求めてきました。きょうは、ホームページ用に進捗状況を知らせるための写真撮影を行い、インターネット上に公開しました。このHP公開では公共事業を通して住民に自分の町に愛着を持ってもらい、工事現場でも緊張感を持って取り組んでもらう効果にも期待を寄せています。きょうから公開されたホームページは、毎週火曜日に更新される予定です。
ホームページアドレスは、ごらんの通りです。
常盤公園http://www.soja-tokiwa-park.org/

倉敷東LC 養護学校生徒をイチゴ狩りに招待(倉敷市)

倉敷東ライオンズクラブのメンバーが、養護学校の生徒を倉敷市早高の安原いちご園に招いて、一緒にイチゴ狩りを楽しみました。
イチゴ園に招待されたのは、倉敷市立倉敷養護学校の、中学生部の生徒と教諭合わせて66人です。このイチゴ狩りは、倉敷東ライオンズクラブが企画したものです。会場となった安原いちご園では、酸味が少なく糖度の高い「あきひめ」や、酸味と甘みのバランスのよい「にょほう」の2種類のイチゴがビニールハウスで水耕栽培されています。時間をかけて熟れる1月と2月の時期とあって甘いイチゴが楽しめます。子どもたちは、倉敷東ライオンズクラブのメンバーと、引率の先生と、一緒にイチゴ狩りを楽しみました。イチゴは、ちょうどこどもたちの採りやすい高さに実っていて、赤く色づいたイチゴをもぎとっては口に運んでいました。倉敷東ライオンズクラブでは、今後も地域との交流活動を続けていきたいとしています。

岡山掃除に学ぶ会 連島南中生徒とトイレ掃除(倉敷市)

掃除をすることで、心を磨こうと活動している「岡山掃除に学ぶ会」は、倉敷市立連島南中学校で生徒と一緒に校内のトイレ掃除をしました。
トイレ掃除は、生徒と保護者など合わせて88人が参加しました。岡山掃除に学ぶ会では、月に1回程度県内の小、中、高校のトイレを掃除しています。参加者たちは、学校内、6ヵ所のトイレの床や手洗い場、それに便器などの汚れを落としていきました。黄ばみがついた便器の汚れは、なかなか取り除くことが出来ず、参加者たちは寒さで手を赤くしながら、きれいになるまで磨いていきました。はじめは少しためらっていた生徒も、徐々に慣れ真剣な表情で取り組んでいました。岡山掃除に学ぶ会では、2月には倉敷南中学校、3月には、倉敷中央高校でトイレ掃除をすることにしています。

(最終更新 01/20-17:58)

KCT市民チャンネル インターネット配信中!
市民チャンネガイド
市民チャンネル番組ラインナップ
今月の市民チャンネル番組表
ページの先頭へ