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モンテファンクラブ会員、倍増へ 天童で推進協議会

2009年01月20日 09:41
J1昇格を果たしたモンテディオ山形への支援策を協議したホームタウンTENDO推進協議会の常任委員会=天童市教育委員会庁舎
J1昇格を果たしたモンテディオ山形への支援策を協議したホームタウンTENDO推進協議会の常任委員会=天童市教育委員会庁舎
 天童市を本拠地とする3つのプロ・実業団スポーツチームと連携したまちづくりを進める「ホームタウンTENDO推進協議会」(会長・山本信治天童市長)は19日、常任委員会を開き、モンテディオ山形のJ1昇格に伴う支援策について協議。ファンクラブ加入倍増運動や全市的な支援募金活動を展開していくことを決めた。

 ファンクラブ加入倍増運動では、2月1日号の市報と一緒に市内全戸にファンクラブの勧誘チラシを配布。クラブの内容や入会特典などを市民に周知していく。同協議会事務局によると、ファンクラブの会員約4600人のうち、天童市民は約520人。これを少なくても1000人以上に増やしたい考えだ。

 支援募金活動は、銀行口座振り込みと募金箱設置の2通りの方法で行う。募金趣意書と一緒になった振込用紙を市報とともに全世帯に配布し支援を呼び掛ける。1口1000円とし上限は定めない。

 募金箱は市役所や市立公民館などの公的施設や商工会議所、協賛事業所・店舗などに設置する。集まった善意は3月上旬に県スポーツ山形21世紀協会に贈呈する予定。1000万円以上を目標額にしている。2月1日から3月31日までを重点運動期間に設定した。

 委員会には体育、経済、農業、教育の各種団体の関係者など約25人が出席。山本市長が「昇格による経済効果や交流人口の拡大も見込まれることから、事業所などにもお願いし、本拠地としてしっかり支援していきたい」とあいさつした。

 一方、天童商工会議所も同日、正副会頭会議を開き、モンテディオ山形に対し独自に財政支援していくことを確認した。具体的な金額や方法については後日決めるという。

燃えよモンテディオ

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