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損賠訴訟:「検査で後遺症」 木曽の男性、県などを /長野

 県立木曽病院(木曽町)で06年2月、木曽郡内の男性(53)が心臓カテーテル検査を受け、後遺症が残ったとして19日までに、同病院を運営する県と担当男性医師を相手取り、慰謝料など約8000万円の損害賠償を求める訴訟を地裁松本支部に起こした。

 訴状によると、男性は05年5月に被告医師から心臓カテーテル検査を勧められ、06年2月に同検査を受けた。その後、めまいなどの症状が表れ脳幹部梗塞(こうそく)と診断された。歩行障害などの後遺症が残るという。

 原告側は、脳幹部梗塞は心臓カテーテル検査が招いたもので、不必要な検査だったと主張。県病院事務局は「見解に相違がある」と争う姿勢を示した。【渡辺諒】

毎日新聞 2009年1月20日 地方版

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