19日午前6時ごろ、西目屋村砂子瀬宮元の県道で、道路の除雪作業をしていた同村田代、運送業、佐藤春一さん(60)が雪崩に巻き込まれ、ブルドーザーごと沢側へ約50メートル転落。左足の骨を折るなどの重傷を負った。
弘前署によると、現場は「白神ライン」から秋田県方向へ約2・1キロの地点で、雪崩は山側の斜面約100メートルの高さから起きたという。近くに採石場があって一般の車は立ち入り禁止だったため、他の被害はなかった。
青森地方気象台によると、同村周辺では18日から気温が上がり、事故当時は雪崩注意報が発令されていた。【鈴木久美】
毎日新聞 2009年1月20日 地方版