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【政治】

2次補正採決日程「参院審議で判断」 民主幹部が確認

2009年1月18日 朝刊

 民主党は十七日夜、党本部で小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長らが今後の国会対応について協議した。幹部協議は十六日に続くもので、二〇〇八年度第二次補正予算案の採決日程をめぐり、党内に足並みの乱れが出たことから、意思統一を図る狙いがある。

 協議では十九日からの参院の審議状況をみて採決日程を最終判断することを確認した。

 連日の幹部協議のきっかけは、十五日の自民、民主両党の参院国対委員長会談で、二次補正の採決を二十三日に行うことでいったんは合意したこと。その後、民主党の衆院側から異論が相次ぎ、採決日程は最終的に白紙となった。

 鳩山氏は十七日夜の協議後、「今まで以上に衆参国対が連携を密にしていく」と強調した。

 また、鳩山氏は「審議入り前に採決日程を決めることはあり得ない」と強調。同党としては、財政制度等審議会の西室泰三会長が定額給付金の撤回を求める考えを表明するなど新たな攻撃材料もあることから、「二十三日の採決は絶対にない」(党幹部)としている。

 

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