|
2009年1月19日(月) 19:10 |
|
|
災害時に船で物資を輸送する訓練
地震などの自然災害の際に重要になってくるのは、支援物資などの輸送です。もし道路が寸断されたら船で物資を輸送しようという訓練が、瀬戸内海沿岸の浅口市と笠岡市で行われました。
災害などの緊急事態を想定し、支援物資が漁港の船に運びこまれます。 輸送訓練は、岡山県沿岸で海難救助を行う民間のボランティア団体・岡山県水難救済会が行いました。今月、漁協や海上保安部などが参加する救済会と、瀬戸内沿岸の7つの自治体は、船で支援物資の輸送などができるように協定を結びました。 19日は道路が寸断された場合を想定し、船を使って支援物資を輸送する訓練を行いました。寄島漁港で積み込まれた物資は、救助艇で笠岡市へ運ばれました。港に到着した物資が、一つ、一つ、手渡しで慎重に陸揚げされます。 水難救済会では、災害時に備えて今後も訓練を行いたいと話します。 今回の訓練で運ばれた支援物資、実は今が旬の寄島産のカキ100kgでした。笠岡市で開かれた防災朝市の会場に運びこまれ、販売されました。 会場では、災害時の炊き出しを想定したいも煮などの実演販売や、阪神・淡路大震災などのパネル展も開かれ、訪れた人らに防災の重要性を呼びかけていました。
|
|