2009年1月19日 19時45分更新
県内の警察署の署長らを集めた会議が岡山市で開かれ、県警察本部の江原本部長は、振り込め詐欺など身近な犯罪が依然後を断たないとして、引き続き犯罪の防止に取り組むよう訓示しました。
岡山東警察署で開かれた会議には、県警察本部の江原本部長や岡山県の石井知事をはじめ、県内22の警察署の署長などおよそ80人が出席しました。
このなかで、江原本部長は去年の県内の犯罪の状況について、「若手の警察官の実践的な能力を高める取り組みを進めたことなどによって、県内の刑法犯の数は6年連続で減少した」と述べました。
一方で、江原本部長は、子どもや女性が被害者となる犯罪や振り込め詐欺などの身近な犯罪は依然として後を絶たないと指摘しました。
そして「地域の治安を守る上で住民が何を求めているかを的確に把握し、犯罪や交通事故の防止に向けた対策を引き続き強力に推進してほしい」と訓示しました。